レーベルに新たな悩み―音楽検索エンジンのJogli、1200万曲をエンベッド可能に
by Roi Carthy on 2009年1月22日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

イスラエルのスタートアップで、音楽検索エンジンを提供しているJogliについてはすでに紹介しているが、このほど同サイトが検索した1200万のアルバム全てが簡単にエンベッドできるようになった。MySpaceにさえエンベッド可能である。(サンプル)。

アルバム再生以外に、Jogliのウィジェット(下にサンプルがエンベッドしてある)は、プレイリスト、アーティストのベストヒット・リスト、カスタム・ラジオなどの機能を備えている。またYouTubeプレイヤーのように外観をカスタマイズすることもできる。エンベッドの際にソースのパラメータをいじればサイズの変更も可能だ。Jogliではこのサービスの提供にあたって全面的にYouTubeAPIを利用している。

最近同じ音楽検索エンジンのProject PlaylistがFacebookやMySpaceから締め出された(ここここ)件とWarnerがYouTubeから離脱した件についてJogliに考えを聞いてみた。

JogliのCEO、David Schwartzはこう答えた。

われわれの立場は簡単です。どちら側も問題解決のために努力しなければならない。Project Playlistはロイヤルティーを支払うか、合法的なコンテンツを集めるために新しい手を考える必要があるでしょう。可能だが、同時に、困難でもある。しかしそうできれば、MySpaceとFacebookはブロックするのを止めなければならない。結局ブロックで困っているのはユーザーです。

しかし、これが一番重要な点ですが、コンテンツの所有者はウェブサイトとの交渉でもっと柔軟な態度を取る必要がある。たとえばWarnerはYouTubeとの合意を破棄した。理由が理解できません。こんな経済危機のさなかにもっと金を欲しがるというのはバカげている。それにYouTubeからWarnerの曲が削除されて数時間後にはユーザーから削除された人気曲のアップロードが始っています。だから実際にはほとんど事態は変らなかった。たとえばJogliが提供する楽曲のリストにも全くといっていいほど影響はなかった。音楽ビデオから音声トラックだけを削除するというYouTbueで最近始められた方法も、やはり不毛です。すぐに代りのファイルがアップロードされている。

音声トラックの削除がJogliに影響を与えなかった事実は、レーベルの新たな努力にもさして意味がなかったことを証明している。 Schwartzは「音声が削除されたほとんどのビデオについて、数日のうちに代りがアップロードされた。さらにJogliではYouTube以外にもいろいろな音楽ソースを利用しているので音声削除の影響は無視できる程度のものだった」としている。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

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