Innovidの新感覚ビデオ広告:クリッカブルキャンバス
by Erick Schonfeld on 2009年1月23日

最近ウェブのビデオ広告ではさまざまな実験が行われている。対話型オーバーレイ、コンテキスト型テキスト広告、ビデオ・イン・ビデオ、画面全体を置き換える広告、画面の底辺を動き回る虫アイコン等だ。それでもなお、伝統的なテレビCMを真似たありふれたプレロールビデオが未だに最も普及している。誰もがあれはダサイと思いながら

現在、イスラエルのベンチャー、Innovid(以前の記事を参照)が、ビデオ内にバーチャル商品を陳列して画面全体をクリック可能なキャンバスにするテクノロジーなどを使って、広告主をプレロール広告から脱皮させることに一役買おうとしている。例えば上のデモビデオでは、実際にプレイできるPongゲームから、床の上の幅木に沿ってティッカー表示が流れるRSSフィードや、マウスの動きに合わせて目玉の動くおかしな生き物まで、さまざまな広告エフェクトが部屋の壁に映し出されている。(上のビデオは対話型になっていないが、Innovidのホームページに行けば対話機能を試せる)。

Innovidには、同社の技術で作ることのできるさまざまなタイプのクリッカブル広告を展示したアド・ギャラリーもあり、ビデオビリヤード(壁にあるフレーム内で別のビデオが動作する)、虫、オーバーレイ、ホットスポットなどがある。正直なところ、クリッカブルキャンバスほどには魅力を感じなかった。Innovidがこの機能のデモに選んだ1950年代のビデオで見る限り、商品のバーチャル配置はウソっぽくて訴求力がない、。しかし、ヒデオ内の全平面を3Dの対話型キャンバスに変えるやり方は、うまく使えば非常に人を引き付けるものになるだろう。

これが、対話を誘う純粋なビデオ広告でうまくいくことは間違いない。ウェブのビデオ番組用として成功するのは難しいかもしれないが、広告をハメこむための空白部分が残るようにビデオを撮ればいけるかもしれない。

この技術は、いずれあらゆるビデオに対話型レイヤーを追加するための方法として使えるかもしれない。ただし、同社では当面広告用に焦点を絞っている。Innovidは、こうした広告を置くための広告サーバーと、広告主がマウスオーバー、クリック等の対話履歴を追跡するためのダッシュボードも提供している。Innovidは具体的には、元のビデオに対話型広告を入れるフレームを被せ、メタデータを加えている。この追加レイヤーによって広告用スロットの再利用や交換が可能になり、同じビデオで別の時間に異なる広告キャンペーンを流すことができる。ウェブページと同じだ。

Innovidは昨年、Genesis Partnersから$3M(300万ドル)の資金を調達した(Jeff Pulverも出資者のひとり)。

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(翻訳:Nob Takahashi)

  • http://gtv.pepper.jp/wp/?p=735 Innovid – Horizon

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