MyFolioは、作品を共有したり交流をはかりたいと考えるアーティストやクリエイター等、同好の士を対象とするソーシャルネットワークサイトを目指すサービスで、パブリックベータとなった。サイトは一ヶ月前にひっそりとオープンされ、設立者のMustafa Lazkaniが盛り上げてきた。
機能面についてみると、MyFolioはクリエイター系の人々にとって必要となりそうなソーシャルネットワークの機能がすべて備わっている。アーティストは各種メディアファイルをアップロードしたりタグ付けすることができ、アニメーション、コンセプトアート、映画、絵画や写真などのカテゴリに分類してポートフォリオを作成して、ブックマークを使いつつ他の人からの個人的メッセージを受け取ることもできる。登録利用者は作品の公開・非公開設定を行うこともできる。これは作業中の作品であるかどうかや、著作権上の取扱によって区別することができる。
公開ポートフォリオ(こちらに私のを公開しておいた)は、色やヘッダー、テキストなどの変更ができるにしてもやや地味に見える。アーティストたちが自分のページのリンクを人に見せたくなるようにするには、少々改善が必要だろう。
MyFolioは無料で最大1GBのディスク容量を使うことができる。これは多くのアーティストにとってすぐにも不足になるだろうが、月額2ドルの有料版も用意されており、これを使えばポートフォリオに広告が掲載されなくなり、2GBの容量が使えるようになる(現在のところこれ以上のオプションは用意されていない)。
尚、個人的にはニッチ向けのソーシャルネットワークには懐疑的だ。ほとんどの新参コミュニティサイトにとって、既存のソーシャルサイトと競っていくのは荷が重すぎると思うのだ。さらに新規にプロフィールを登録しなければならないような場合は尚更で、かつ今までに当該ニッチ向けのサービスがないのなら、それは必要のないものなのだとも感じている。もちろん既に存在しているのなら、対抗して起こす戦いは困難なものとなるだろう。
但し、MyFolioのルック&フィールはよくできており、この種のサービスで考えられるあらゆるオプションを備えている。ターゲットとする人々のスウィートスポットにヒットしないと決まったものでもないだろう。競合となるアート関連ソーシャルネットワークにはdeviantART、Carbonmade、FoundMyselfなどがあり、さらにアーティストコミュニティ内でソーシャルネットワーキングツールとしても利用できる歴史ある写真共有サイトであるとも競い合うことになる。

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(翻訳:Maeda, H)




