
Web上の広告のクリックスルーの17.1%は偽(にせ)クリックだ。それは、クリックスルーレートを人為的に上げるためのウソのクリック。インターネット犯罪の監視と防止を専門に行っている企業Click Forensicsの最新の報告書がそう述べている。偽クリックの率は、同社が2006年に監視を開始して以来の最高を記録し、2008は横ばい、という本誌の予想をぶちのめした。同社の記録では、2008年のQ1(第一四半期)は16.3%だった。
さらに要注意なのは、偽クリックの30%以上が自動化されたボット(bot(s), ロボット)の仕業であること。それは前四半期から14%の増で、Click Forensicsがデータの収集を開始して以来最高の増加率だ。Google AdSenseやYahoo Publisher Networkなどのコンテンツネットワーク上の広告では、偽クリックが前四半期の27.1%から28.2%に増加したが、2007 Q4の28.3%に比べると減少だ。Click Forensicsの報告によると、偽クリックの出所(でどころ)として合衆国以外で多いのは、カナダ(7.4%)、ドイツ(3%)、中国(2.3%)の順となっている。
Click Forensicsはまた、リンクファームのような古い手口が復活していると報告している。同社の解釈によると、増加は経済の低迷と関係があり、フィッシングなどそのほかのサイバー犯罪も、このところ急増に転じているそうだ。
[原文へ]
(翻訳:hiwa)




