
Yahooは検索しながらメモを作成する新しいアプリケーションをテスト中。その名もYahoo Search Padと言う。まだ一般公開はされていないが、検索エンジンとしてのYahooの将来を示すものとなっているようだ。ベータ版を触ってみることができたので報告する。まずこのメモ作成ツールはGoogle Notebookと異なり、メモを作成するのにアプリケーションを切り替えたりする必要はない。またリサーチモードなのかどうかを自動的に判別し、検索履歴を記録してグループ分けしてもくれる。
Yahooで検索を行う際、何かを探しているのか、それとも何かのトピックについて関連するリンクをクリックしているのかを判別する。目的がどこかのサイトや記述を探すことではなくリサーチだと判断すると、検索ボックスの下にメモを作成するかどうかを問うメッセージが表示される。もちろんいつでもSearch Padを意図的に開くこともできる。Search Padを開くと、関連する一連の検索作業中は検索結果のリストの上に入力ボックスが表示される。
ウェブ上であるトピックについてリサーチしながら、カット&ペーストしたりメモを書き込むことができるようになるわけだ。Yahooの検索ページから、検索結果のページに飛ばずとも、Search Padにカット&ペーストしたテキストが自動的にYahooの登録情報と比較されて、URLと関連づけられる。このリンクとメモの集合を「ドキュメント」と呼び、このドキュメントはメールで他の人と共有することもできる。
つまり日々のウェブサーフィン(検索して情報を集めてメモを取る一連の行為)を行う際、Search Padが整理を手伝ってくれるということだ。メモのカテゴリ分けや整理にYahooの検索エンジンを利用することで、頭の中を整理するのを手伝ってくれるというわけだ。またノートを取るべき情報が掲載されていると判断されると、その旨を通知してくれもする。Search Padは非常に限定的な利用法を前提としているわけだが、Yahooはリサーチやメモ作成を行うのはごく限られた場合のみであると判断している。
ひとつ残念なのは作成したメモを公開して共有する術がないことだ。ドキュメント(特定トピックに関する一連のメモ)はURLを持たない。Search Padの魅力と使い勝手を減じるものと言って良いだろう。ウェブ上においてはリンクできないドキュメントなど存在しないに等しいのだ。

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(翻訳:Maeda, H)
