

IBMは上海で行われる同社のCIO Leadership Exchangeと水曜日(米国時間2/11)にラスヴェガスで開かれるPulse Conferenceで、ネットワーキングの巨人でCiscoの好敵手Juniper Networksと一緒に、クラウドコンピューティング関連の新製品を発表する。本誌は昨年の夏に、JuniperはCiscoの芝生にうまく入り込みつつあり、IBMとの提携はJuniperが引き続いてクラウドコンピューティングで強いことの証だ、と報じた。ただしクラウドコンピューティングは、Ciscoもやはりねらっている市場だ。
IBMは同社のBlue Cloud Initiativeを通じて、大企業向けの新しいクラウドコンピューティングソリューションを数多く売り込んできた。その中にはJuniper Networksなどとの協働による、企業がインストールする公開/非公開折衷型の多様なクラウド基盤もあり、それらは世界中に13あるIBMの”Cloud Labs”から提供される。両社は、大企業が自分の非公開のクラウドを、ボタンをクリックするだけでセキュアな公開クラウド内のリモートサーバに拡張できる技術を作った。この技術がCloud Labsでインストールされると、企業はリソースが逼迫してきたときにクライアントの負荷を容易にそちらに切り替えることができる。
クラウドコンピューティングの市場規模は2012年に$42B(420億ドル)になると言われているので、IBMがBlue Cloud Initiativeに大きな投資をしていることもうなずける。そしてこのソフトウェアの巨人は、有名大企業が同社のクラウドコンピューティングサービスの顧客になるよう努力している。Elizabeth Arden、Nexxara、U.S. Golf Association、Indigo Bio Systemsなどはいずれも、IBMのサービスを使って自社のITインフラにクラウドコンピューティングを加えている。中米のERPプロバイダTOTVSは、同社の既存のIBMによるクラウドコンピューティングシステムの大型化に取り組んでいる。
IBMの大企業開拓担当ゼネラルマネージャErich Clementiは、クラウドコンピューティングに対するIBMの熱愛を、次のように説明した:
“大企業の顧客はビジネスを効率化するための経済的に有利なソリューションを求めている。もちろん、セキュリティや強靱な堅牢性および柔軟性を犠牲にせずにだ。クラウドコンピューティングは、IBMの本来の強みを有効に活かすことができる。オープンスタンダードへの準拠、サービス管理、スケーラブルなシステム、優秀なデータセンター操業技術により、顧客はコスト面での大きな有利性を伴ってクラウドコンピューティングを有効利用できる。またそれと同時に、弊社のクラウドコンピューティングサービスが持つ高度な完全無欠性、責任、そしてコントロールを企業のITの資質として保持できる。”
IBMはまた、企業がクラウドコンピューティングをITインフラの中へ導入しメンテナンスしていく過程を支援するための新しい機能やサービスを発表した。同社は、クラウドコンピューティングのための戦略的企画部門、設計実装サービス、特別セキュリティサービス、さらにサービス管理センターを立ち上げた。このセンターは、IBMのTivoliソフトウェアを使って顧客のクラウドの展開と管理を支援する。
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(翻訳:hiwa)
