Google Book和解サイト開始。スキャン書籍1冊につき$60を著者に支払う
by Erick Schonfeld on 2009年2月12日

昨年10月、Googleは作家組合と$125M(1億2500万ドル)の和解契約を結び、同社がスキャンしてGoogle Book Searchプロジェクトで提供する著作物の作者らに対して使用料を支払うことに合意した。これまでGoogleによって700万冊以上の書籍がスキャンされており、その大部分が絶版本だ。今日(米国時間2/11)、Google Book和解サイトが立ち上げられた。ここでは、作家等、絶版本の著作権保有者がこの和解契約に参加表明することができる。

もらえるのは何か。作家や出版社等の著作権保有者は、スキャンされた本1冊につき$60(共著の場合は$5~$15)を1回限り受取る。見返りとしてGoogleは、書籍の索引化と検索結果画面での抜粋表示のほか、プレビューモードで各書籍の最大20%部分を表示できるようになる。このほかGoogleは、各画面に広告を表示し、それぞれの書籍のデジタル版を販売することもできる。作家や著作権保有者は、自著に関わる広告およびEコマースによる全収益の63%を受取る。Google Book Searchが携帯電話でも使えるようになったことによって、Googleにとって電子ブックのダウンロードが面白いデジタルサイドビジネスになるかもしれない(でもどうかGoogleには、スキャンしたテキストを何かもっと画面で読みやすい形に変えてほしい)。

ちなみにこの和解が、現在著者や出版社に1セントの収益ももたらしていない何百万冊かの絶版本についてのみの契約であることに注意されたい。つまりあらゆる点で 悪くない話なのだ。著作権保有者は、2010年1月5日まで権利を表明できる。

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(翻訳:Nob Takahashi)

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  • http://jp.techcrunch.com/archives/20090429hey-google-free-the-orphans/ Googleは、みなし子たちを解放せよ

    [...] またもGoogleが 反トラスト監査を受けている。今回は同社が絶版書籍をスキャンするために作家協会に提案した和解案に関するものだ。まともな人の多くは、こうした本をスキャンしてデジタル化するのは良い考えだということに同意するだろうし、和解案ではさらに形ばかりながら書籍一作品当たり最大$60が著作権者に支払われる。 [...]

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