イスラエルのテルアビブに本拠を置くPollsb (Polls Boutiqueの短縮形だという)は、DFJ Tamir Fishman Venturesがリードし、初期段階のスタートアップへの投資を専門とするZelkova Ventures、PhilQuo VenturesからシリーズAのラウンドで$1.3M(130万ドル)を調達した。Pollsbはこれまでに、スタートアップのインキュベータ、Connector Mediaから $700,000のシード資金を得ており、調達した資金の総額は$2M(200万ドル)となる。.
Pollsbによると同社の提供するサービスは次のようなものだ。
Pollsbは自己発見の旅への切符を提供します。われわれはあなたが自分の新しい側面や、他の人たちがあなたをどう見ているかを発見するのをお手伝いします。このサービスのリアルタイムのフィードバックによって、最終的にわれわれが社会的アイデンティティーと呼ぶものを確立することができるでしょう。それにとどまらず、このサービスですばらしい人たちを発見し、交流を深め、自分と同じような人々が楽しんでいることを共有することができるようになります。
Pollsbの旅は質問から始ります。どんな分野の話題でもかまいません。そこからPollsbのあらゆる活動への参加が始ります。他のメンバーの意見を発見することで自分を発見することができます。
なんだか漠然とした能書きに聞こえる? いや事実そうなのだ。
しかし、ともかく、このサービスが実際に何なんのか調べるためにサインアップしてみた。すると、なんと、アンケート調査のプラットフォーム(SNS風味も加わる)だと判明した。しかもどうみても上出来とはいない。Pollsbでは、ユーザーはテキスト、写真、ビデオ、音声、を使ったアンケートやミニ世論調査ができる。このアンケートはカテゴリーに分類しタグづけしてウィジェット化することができる。(下にサンプルを貼っておいた)。アンケートはPollsbのコミュニティーサイトあるいはメールを通じて他のメンバーと共有することができる。またWordPress、Blogger、TypePadの各ブログに直接設置するためのエンベッド・コードも生成される。
だが、ユーザーインタフェースの出来ははっきり言って、水準をはるかに下回る。ウィジェットの機能も貧弱だ。(一つの質問に 5種類の回答の選択肢しか付与できない)。Pollsbはビジネスモデル構築の面でもいささか手薄な印象を与える。何の変哲もないGoogle AdSense広告を設置するだけで、そう簡単に投資額が回収できるとは思えない。またPollsb社は広告主に「ターゲットとなる人々のニーズ、好み、意見を正確に知った上で、テーラーメイドされた広告キャンペーンを提供できます」と呼びかけている。しかし具体的にどうやってそのようなキャンペーンを実施できるのかは明らかでない。
と、ここまで記事を書いてきたところで、Pollsbの誰かか私がテスト用に作ったウィジェットを見たらしく、メールを送ってよこした。それによると「アンケート機能はわれわれの本来の目的のデモに過ぎません。われわれは個人、企業を含め、ユーザーがリアルタイムのフィードバックと他のメンバーとのブレインストームを通じて自己発見を行う手助けをすることです」ということだ。それはそれでけっこうだが、なら始めから「自分たちはアンケートサイトではない」と公表しておいたらどうか?
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(翻訳:Namekawa, U)




