
MTVやEnternment Weeklyで、最近の賞の受賞者を予想して投票するポップカルチャークリックゲームをご覧になったことがあるだろうか。あるいはビヨンセとブリトニーのどちらの方が人気があるかを投票させるものもある。その手のゲームはサンフランシスコのVoxPop.TVというベンチャー企業が作ったものであると思って間違いない。
あまり名前を知られることのないVoxPop.tv(同社のサービスは2007年に開始)は、Entertainment Weekly、E! Online、Maximなどのパブリッシャー向けにポップカルチャー・コンテキストゲームを作るという比較的ニッチな市場に入り込んでいる。従来型のゲームと異なり、この高度に状況を反映し、時には広告が付くこともある一連のゲームは、ニュースや今行われているイベント(アカデミー賞やグラミー賞など)に関する意見や予想に基づいて作られている。授賞式で一番良い服を着ていた有名人を決めるE! Onlineゲームから、NCAA.comでMarch Maddness[全米大学バスケットボール選手権]の組み合わせを選ぶものまで内容は多岐にわたる。
VoxPopはこうしたゲームを無料で共有可能なウィジェットとして作り、誰でもブログやソーシャルネットワークやウェブサイトに貼り付けられるようにしており、ユーザーは1画面に複数のゲームを置いて「ゲームロビー」的なものを作ることもできる。ゲームはVoxPop自身のゲームロビーまたらEnternment WeeklyやBillBoardなどのパブリッシャーを通じて入手できる。
VoxPopは、パブリッシャー向けの広告付ゲームとパブリッシャーがスポンサーになったゲームの両方を作っており、賢実な収益をあげていると思われる。ゲームの準備にかかる時間は1時間ほどなので、アカデミー賞の「Who wore it best」(一番服がお似合いなのは誰)ゲームを、授賞式が終るまでにはパブリッシャー向けに作ることができる。さらにVopPopは、この不況下でも目立った収益の低下をみていない。同社によると、各パブリッシャーはスタッフもコンテンツも減っているため、VoxPopのアプリケーションをはじめとするオンラインゲームに注目してコンテンツを補っているのだという。このニッチ事業を行っている会社は他に無いようで、主なライバルはパブリッシャーの社内開発部隊だとVoxPopは言っていた。しかし、社内でポップカルチャーゲームを作るのは高くつくし時間もかかることだと言う。最近われわれはHeyzapという、これもデジタル業界へ打って出ようとしているオンラインゲームのスタートアップを取り上げた。VoxPopの共同ファウンダーであるMike Derezin、Bill Armistead、Michael Hoffmanの3人は最大の戦いはパブリッシャーと提携関係を結ぶことだという。クチコミ宣伝が非常に効果があるとも付け加えた。
VoxPopは2007年にTrue Venturesから約$2M(200万ドル)のシリーズA出資を受け、現在月間約60本の新作ゲームを開発している。同社は今後さらに多くの革新的なゲームを作り、将来はパブリッシャーがセルフサービスでゲーム製作ができるようにしたいと考えている。
ゲームのサンプルと画面イメージが下にある。

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(翻訳:Nob Takahashi)




