
なぜInstitutional Venture PartnersとBenchmark Capitalは$35M(3500万ドル)もTwitterに投じたのか? 私は今日(米国時間2/13)、IVPのパートナー、Todd Chaffeeにこの投資について、まさにその点を尋ねた。彼の答えはこうだった。
われわれの投資モデルは、あるマーケットで決定的なレベルにまで成長を遂げそうな勝者を見つけることだ。Twitterはそういうカテゴリーに入る。Twitterは一般にそう思われているよりずっと大きく、成長もずっと速い。しかしまだメインストリーム入りするところまで行っていない。普及はまだ始ったばかりだ。
Chaffeeによると、Twitterはまさに新しいタイプのメディアだという。カテゴリーとして(簡単に言えば)、YouTubeやFacebookと同じように分類されるというのだ。サイズが大きくなればなるほど、ユーザーの依存性も高まる。したがって広告その他、収益源としての可能性も高まるとChaffeeは説明する。
ビジネスの観点からすると、Twitterは非常に急速に成長しているメディアだ。こういった新しいメディアは、旧来のメディアにくらべてはるかに巨大化する傾向にある。
[一部では] Twitterは海のものとも山のものと分からないと言われている。しかし結局のところ、オープンで一対多のコミュニケーション・ネットワークを可能にするのはこのプラットフォームなのだ。しかしそれもどちらでもいいことだ。事実として、もうすでに何百万人ものユーザーがいて、何千ものアプリケーションが使われている。
Twitter は間違いなく3つのことをやりとげた。まず、友達、同僚、専門のライター、セレブを問わず、ソーシャルなコミュニケーションを容易にした。第2に、知識の伝達だ。何百万という人々の知恵がリアルタイムで結集されるメカニズムが現れた。3番目は、社会的自己表現。世界中に広がる自己表現のコミュニティーが提供された。
的確な要約のように思える。しかし、これからどのようにビジネスを展開するのか? Chaffeeはその点についても楽観しているようだ。
金を儲けろと合唱する声も聞こえるが、この会社は創立以来まだ2年も経っていない。少し落ち着けと言いたい。ちゃんとそのうち金は儲かるようになる。
しかし、Chaffeeが投資を決断した理由は? これについてChaffeeは、Twitterがパラダイムを変えるプレイヤーになりうる4つの特質を挙げる。
- オープン性 これによってサードパーティーがTwitterを利用して、同様に検索可能なサービスを作りあげることが可能になる。
- リアルタイム性 「ただい今現在世界で何が起きているか」の巨大なデータベースが出現した。
- ユビキタス ユーザーはコンピュータに限らず、ありとあらゆるデバイスからアクセスできる。
- スケーラブル (ちょっと笑うところ)
- 一貫性 過去に何が起きた、現在何が起きているかがアーカイブされ、一貫して検索可能になっている。(No. 1参照)
Chaffeeはこう付け加える。
[Twitterは上に述べたような特質] 全てを備えた唯一のプラットフォームだ。他のすべてのサービス、acebookにしてもYouTubeにしてもLinkedInにしても、この全てを備えてはいない。だからこそFacebookがTwitterの買収を試みたのだ。
$35M(3500万ドル)以上の資金を手にして、今やTwitterにはどういうビジネスプランが最適なのか、研究する時間がさらに与えられた。今のところ、投資者はこのサービスをできる限り急速に成長させ、ユーザーをいわゆる「アーリー・アダプター」、ギークやセレブの集団から、メインストリームへと拡大させたい意向のようだ。しかし、リアルタイム検索の有料化、企業ブランドのプロモーションのためのプレミアム・マーケティング・サービスなど、すぐにも実行可能なビジネスプランはいろいろありそうだ。
[原文へ]
(翻訳:Namekawa, U)
