コロラドのインキュベータTechStarsがボストンに進出, Y Combinatorの穴を埋める
by Mark Hendrickson on 2009年2月17日

コロラド州ボウルダーのインキュベータTechStarsが、ボストンに支社を置くことになり、まずこの夏から、経営指導を伴う複数並行投資育成事業(concurrent mentorship program, 並行メンターシップ事業)を一件、この新支社で開催する。

支社はケンブリッジに置かれることになりそうだが、投資育成事業のやり方はボウルダー本社と同じで、各年の並行投資育成対象は10社、本社と合わせると一挙に倍に増えることになる。申し込み数が急増することはないだろうから、応募企業にとっては、やや広き門になる。とくに、ボウルダーやボストンに籍を移す気のある企業には有利だ。

ファウンダの一人であるDavid Cohenによると、不況にもかかわらず競争率は去年並だ。応募締め切りは1か月以上先の3月21日だが、ボウルダー本社にはすでに100社からの応募がある。昨年の応募総数は400だった。今日(米国時間2/16)以降の応募者は、場所を選べる。すでにボウルダーに応募していてボストンを希望する者はTechStarsに申し出ること。

先月Y Combinatorがボストンを去ると発表したので、TechStarsにはその穴を埋める意図があったようにも見える。でもCohenによれば、TechStarのボストン進出は半年前からの計画であり、Y Combinatorの決定とは無関係だ。

TechStarsはボストンとボウルダーの事業を、時期的にはほぼ同じでもほとんど別々に展開したい意向だ。各事業にそれぞれ5〜6社の投資家が参加し、ボストンではColin Angle、Don Dodge、Eran Egozy、Chris Heidelbergerらがボストン専属のメンターになる。ボストンの起業家Shawn Broderickが支社長になる予定だ。

ただし、二つの場所で最終的に選ばれた最優秀企業はシリコンバレーで投資家たちを前にプレゼンテーションをするので、このときに二つのメンター事業はいわば合体することになる。

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(翻訳:hiwa)