SiriusのMel Karmazin、会社を明け渡して職を救う
by Sarah Lacy on 2009年2月18日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Liberty MediaはSirius XMに対して最終段階で$530M(5億3000万ドル)を貸付け、救いの手を差し延べた。Siriusの悩めるバランスシートがこの交渉の経緯のすべてを物語らなくても、条件を聞けばわかる。最初の$280M(2億8000万ドル)の貸付けは、15%という高利で、Libertyは最終的にこの衛星ラジオ会社の40%を取得する。さらにLiberty Mediaは取締役の席を2つ確保し、LibertyのJohn Malone会長と、CEOのGreg Maffeiが就任する予定だが、Maffeiは、ハイテク関係者ならその短命かつ不運だったOracleでの期間を覚えていることだろう。

プレスリリースに引用された史上最も不誠実かと思われるMaffeiの発言、「この会社には感銘を受けました。事業からも、経営陣からもです。」 本当か? 私には、ユーザーからコンテンツの支払いを1ドル以下しか取らずに、有名タレントと年間1億ドルの契約を結ぶ維持不能なビジネスモデルをデッチあげた会社しか見えない。収益が2桁成長しながら最低限の負債も払えない会社。ビジネスモデルを証明することよりも自分が勝つことに夢中の会社。そして、恐らく最もひどかったのは、会社が新規購読者を集めるのに自動車業界に頼りすぎたことだろう。

ともあれ、これは両社にとって好都合な取り引きだ。私の批判はさておき、衛星ラジオは有望な市場になりうる。5年前に支持者たちが考えたほど巨大ではないというだけだ。この会社から今の負債と膨大な運用コストさえ無くなれば、Libertyにとってニッチビジネスがあるに違いない。いつの日か別の買い手が付く可能性さえある。しかも、無駄を踏まえてもLiberty Mediaは、衛星ラジオの構築と普及に使わてた実質何十億ドルかを二束三文で手にすることになる。では[SeriusのCEO]Karmazinは? そう、1日長く仕事に就いていられることだろうか、それもテク業界30万の人たちには言えないことだ。

(写真提供:Andrew Stawarz

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

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