昨日(米国時間2/18)、VeriSignは2008年第4四半期のドメイン名ビジネスの概要レポート(PDF)を発表した。この報告書はドメインの取得状況及び関連したビジネスの現況を統計その他の手法で分析している。その結果を簡単に見ていこう。
この記事の見出しですでにお気づきのように、2008年末には、世界のトップレベルドメイン(TLD)名は、1億7700万と2007年の1億5300万から16%増加している。2008年を通じて、各四半期ごとに平均1190万の新しいドメイン名が登録された。2007年の四半期平均の登録件数は1220万件だった。
第3四半期、第4四半期ともTLDの数のトップ5は、.com、.cn (China)、.de(Germany)、.net、.orgだった。.comと.netのドメイン数は2008年末に合計9040万となった。

しかし、この成長の一方で、成長率は鈍化している。おそらくは、不景気の影響で、(VeriSignはそれにもかかわらず値を上げ続けているが)転売目的で所有するドメインに期待される収益率が悪化していることが一因だろう。
全てのTLDを合計して、2008年第4四半期には1010万以上の新しいドメイン名が登録された。新規登録は2008年第3四半期と比較して12%減少している。前年同期比では17%の減少となっており、成長は鈍化している。鈍化の傾向はgTLD(グループ・ドメイン名)でもccTLDs(国別ドメイン名)でも見られた。通年では、平均して各四半期に1190万のドメインが新規登録されている。2007の四半期平均は1220万だった。
昨年は、7110万のccTLD が登録され、対前年比22%の増加となった。現在世界中で240種類のccTLDが存在するが、トップ10のccTLDに属するドメイン名が全体の65%を占めている。予想どおり、.ru(ロシア)、.cn(中国)の伸びが最速だ。しかし、全体としてみると、ccTLDも伸びは鈍化している。トップ25のccTLDのうち、第4四半期の成長が第3四半期を上回ったのはわずか36%にとどまった。

最後にちょっとした豆知識。VeriSignでは.comと.netドメイン名の88%はウェブサイトに関連づけられていると推定している。その内訳を見ると、ほぼ4分の1の9000万は1ページしかないサイトだという。広告収入を得るために取得されたドメイン名に加えて、準備中のサイト、1ページ広告、転売目的のドメイン所有などが含まれているとみられる。さらに12%のドメイン名はどのサイトにも関連づけられていない。

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(翻訳:Namekawa, U)
