コンテンツ追跡サービスのTyntがシリーズAで$3.9Mを調達
by Leena Rao on 2009年3月3日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Tyntは、パブリッシャーが、ユーザーによるウェブサイトのコンテンツのコピーを追跡できるサービスを提供するスタートアップで、このほど$3.9M(390万ドル)のシリーズA資金調達ラウンドを、iNovia CapitalAVAC Ltdのリードで行い、ほかに複数のエンジェル投資家が参加した。

TyntのサービスであるTracerは、ウェブサイトのパブリッシャーが、自分のサイトのコンテンツがどうコピーされペーストされているのかを追跡できるようにするものだ。ユーザーがウェブサイトでコンテンツをコピーして、メールやブログやウェブサイトに貼り付ける度に、Tracerが自動的に元のサイトのコンテンツへのリンクを追加して、元のサイトのトラフィック増加を助ける。サイト運営者はサイトのテンプレートに、TracerのJava Scriptコードを1行追加するだけで、Tracerのテクノロジーをサイトに付加することができる。

これは、イメージにせよテキストにせよ自分のコンテンツが無許可で流布することを心配するパブリッシャーやブロガーにとって、希望のツールになるかもしれない。また、サイトオーナーがこのサービスを使えば、ユーザーを引きつけているコンテンツを見つけることもできる。Tracerは現在ベータテスト中で、200近いコンテンツパブリッシャーが利用しており、ニュースメディアやブロガーら合わせて月間最大3000万ページビューに上る。Tyntによると、Tracerはベータテストの開始後2週間で、25万ユーザーによる選択およびコピーの動作を追跡したという。

Tyntのブログからコピーして貼り付けたテキストの一例がこれ。

Tynt’s patent pending Tracer technology is currently deployed on sites around the globe and has already tracked several hundred thousand user actions and recorded the copy of millions of words and images on hundreds of web sites.

Read more: “About Tynt « Tynt Blog

無料ベータ期間の後、Tyntでは無料版と有料のプレミアム版を提供する予定だ。他のCopyscapeSentinalなどのサービスも、無許可でコンテンツをコピーしたサイトをパブリッシャーが監視したり見たりできるが、元のパブリッシャーサイトにトラフィックを呼び戻すのに役立つサービスは、Tracerだけのようだ。ただし、ユーザーがTracerのテクノロジーを迂回するのは容易で、コピー&ペーストした後でリンクを削除するだけだ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

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