
話は再び、出発点に戻ってきたようだ。はじめはBabelgumやVeohなどが、オンラインのビデオを見るためのスタンドアロンのクライアントソフトを作った。でもその後、ブラウザがあればどこでも見れるという便利さが彼らを駆逐した。YouTubeや、最近ではHuluが、その代表的な例だ。しかし、ますます多くの人がますます長時間、そうやってWeb上でビデオを見るようになると、ストリーミングよりも良質な視聴経験を与えてくれる、昔のダウンロード型クライアントが恋しくなってきた。
そこでHuluは、非公式ながら、最近アップグレードされたデスクトップアプリケーションMyMediaPlayer2の提供を開始した。Paul Yanezが作ったこのビデオプレーヤは、どちらかというとデモ用のアプリケーションだが、機能は十分だ。最近リリースされたこのMyMediaPlayer2はAdobe AIRのアプリケーションで、Huluのテレビ番組400本と映画208本を見ることができる。起動時はグリッド表示で、それをユーザのディスプレイやウィンドウのサイズに合わせることができる。サイズを大きくすると、サムネイルのグリッドの数が増える。どれかをクリックすると、それが画面の上半分を占め、下にはそのほかの番組/映画の情報(日付、説明、時間)とサムネイルが並ぶ。リモコンで全画面表示にもできるから、3メートル離れて見ることも可能。このアプリから直接、Twitterにアクセスできるから、今きみがThe Hustlerの第何回を見ているかが、誰にも分かってしまう。
でもYanezはビデオをブラウザの外で見ることに、それほど執着していない。このアプリケーションも、GoogleのChromeブラウザから、このURL: http://www.paulyanez.com/labs/mymediaplayer2/app/にアクセスして動かせる。Firefoxからでも大丈夫のようだ。このほかYanezの手元にはMicrosoft Outlookから動かせるバージョンもある。Outlookでビデオを見たい人はあまりいないと思うが、とにかく見れることは見れるのだ。
Yanezにはメディアプレーヤの理想像があって、その表現としてoverall framework〔仮訳: 総合フレームワーク〕というものを発表した。これに盛られているアイデアの多くが、MyMediaPlayer2に実装されている。なお、Huluがサービスのメンテナンスなどでこのアプリを遮断することがよくあるので、利用にあたっては注意してほしい。Yanezは、そんなときはHuluのCEO Jason Kilarに苦情のメールを送れと勧めている。



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(翻訳:hiwa)
