WikiPock、全Wikipediaを$10であなたのポケットに
by Erick Schonfeld on 2009年3月8日

ユーザー投稿百科事典のWikipediaはウェブ上で無料で提供されているが、読者はこれに$10払う気はあるだろうか? パリのスタートアップ、WikiPockは英語版のWikipedia全体を4GB以下(画像は含まず)に圧縮して携帯電話向けに販売している。他の言語版(ドイツ語、フランス語、ポーランド語、オランダ語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語が提供されている)の場合、サイズはもっと小さい。

このアプリをインストールすると、Wikipediaの記事をインターネットに接続せずに携帯電話で検索、閲覧できる。携帯のメモリー、あるいはmicroSDカードに直接ダウンロードできる。$15で1年間に限りWikipediaのアップデートもダウンロードできる。tc[at]wikipock[dot]comにメールすると、先着30人読者にアプリが無料でプレゼントされる。現在はBlackberry版とWindowsMobile版が提供されているが、近くiPhone、Android、Symbian版もサポートが開始される。

こういった携帯はどれもブラウザを通じてWikipediaにアクセスできるから、ユーザーが支払うのはオフライン・アクセスと携帯で見やすいフォーマット、検索の高速化に対してということになる。最近、消費者は同じ情報がウェブで無料で入手できる場合でも、利便性の高い携帯版に金を払う傾向が出ている。(有料のiTunesアプリの大成功など)。すくなくともWikiPockを購入するとWikipediaに対する貢献になる。売り上げの10%はWikimedia Foundationに寄付される。

アップデート:iPhoneの場合、EncyclopediaというアプリがWikipockとほぼ同様の機能を提供し、価格も同一の$10だ。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20090422the-french-come-calling-for-wikipedia-orange-strikes-mobile-deal/ フランスの携帯大手OrangeがWikipediaとコンテンツ提供と広告展開で契約

    [...] これはWikipediaにとって良い契約のようだ。Orangeの営業区域はとても広くて、1億2200万の携帯電話ユーザと、ブロードバンドの無線接続のユーザが2670万人いる。Orangeによれば、ヨーロッパ市場の携帯電話の2/3はWebにアクセスできる。Wikimediaはすでに携帯市場に対応して携帯対応のサイトを作っている。iPhoneでWikipediaを閲覧するためのアプリケーションもいくつかある(Wikipediaが作ったものではないが)。たとえばWikiPockが作ったものや(ここは収益の一部をWikimedia Foundationに寄付している)、Powerset、WikiTap、WikiMobileなどだ。 CrunchBase Information Wikimedia Foundation France Telecom Information provided by CrunchBase [...]