Twitter、ユーザー向け地域ニュースサービス開始か
by Robin Wauters on 2009年3月9日

ドイツのDer Spiegel紙が昨日(米国時間3/6)、Twitter CEO Evan Williamsインタビュー記事をウェブサイトで公開し、そこでWilliamsがいくつか興味深い発言をしている。貧弱なGoogle翻訳による英語版をここで見てみると、「専門」ジャーナリストが聞きたがりそうな、このマイクロ共有サービスに関するありきたりで退屈な質問にWilliamsが答えている(レポーターは開口一番、こんなピューリツァー賞に値する質問をした、「Twitterはナルシシズムと愚かさの火付け役ですか」。

しかし、Williamsはインタビューの終りに、注目に値する発言をした。

Twitterの将来の機能について聞かれると、考えていることの一つとして、ユーザーの近所で起きていることを知らせる拡張サービスがあると語ったという。つまりこれは、Twitterがユーザーに対して、近隣で起きている出来事に関して、地域に応じてリアルタイムで積極的に呼びかけるかもしれない、ということだろう。Williamsは一例として、近所で火事が起きているということを、Twitterがその場所にいることを知っている(思っている)ユーザーに知らせる、というものを挙げていた。

この機能が果たして開発中のものなのか、単なるアイディア段階なのかはわからないが、Twitterの人間が同社の将来のサービス機能についての計画を、ここまで詳しく話すことはめったにないので、そう遠い話ではないだろうと考えたくなる。

いくつか疑問が生じる。Twitterがが地域ニュースについて呼びかける頻度はどのくらいなのか。どんな形式で行うのか(返信、ダイレクトメッセージ、SMS等…)。どの程度カスタマイズできるのか(自分にとってのニュースは、隣人と同じとは限らない)。また、Williamsが言うような緊急通知について言えば、それが警告メッセージを送るに値する時期と理由を決めるのは誰なのか。行政機関(警察、消防等)にこの機能を開放して、そこがユーザーに近隣の危険の可能性を知らせる情報源になることはあるのか。

そして重要なのは、これが同社の近い将来の収益モデルの兆候なのかということ。考えてみれば、位置ベースのマーケティングメッセージなら、上のどの話にもぴったり合致する。良いことかどうかはともかく。

(TechCrunchブロガーのSerkan Totoに感謝)

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

  • http://yuzuru.3amigos.jp/2009/03/twittergoogle.html 3amigos! » Blog Archive » TwitterはGoogleを凌駕する?

    [...] Twitter、ユーザー向け地域ニュースサービス開始か – Tech Crunch   [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/jp-20100325-the-history-of-twitter2/ [jp] TechCrunch Japan 翻訳記事で振り返るTwitterの歴史- 2/5

    [...] Twitter、ユーザー向け地域ニュースサービス開始か by Robin Wauters on 2009年3月9日 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20101124twitter-news-service/ ニュースサービスとしてのTwitter。その方向性と可能性

    [...] Twitterの共同創立者であるBiz StoneがReuterとの短いインタビューに応じて、ツイートを活用した「Twitterニュースサービス」実現の可能性について話をしていた。インタビューはあくまでもStoneの頭に浮かんだ仮定の話としてなされたもの(確かに可能性はある)のようだ。また、Twitterの創立者がプレスに対して同様のアイデアを語ったのも初めてのことというわけではない。そしてその「同様のアイデア」は現実化していない(少なくとも現在のところ)。しかしだからと言ってあり得ない話をしているというわけでもない。StoneはTwitterについて、Reuterに対して次のように語っている。曰く「サービス開始当初から、世界中からのニュースを配信するニュースサービスのような機能も持っていたのです」とのこと。 [...]