読者の中にPennergameを聞いたことのある人は殆どいないだろう。これは物議を醸しているドイツ製のゲームで、プレーヤーはバーチャルホームレス状態から、あらゆる手段を講じて大富豪を目指す。テキストベースのこのゲームはドイツで大ヒットとなり、月間ユニーク訪問者180万人、15億ページインプレッションを記録して、Comscoreで第3位の急成長ウェブサイトになっている(Facebookのすぐ後)。アニマルファイトや浮浪者、「血中アルコール濃度管理システム」といった題材から、このゲームはまた、多くの活動家グループや政治家たちから、ホームレスの軽蔑的描写について怒りを買っている。
本日(米国時間3/9) 、このゲームを運営する若者二人が、Dossergameという英語バージョンをスタートさせた。これは、オリジナル版と同じゲーム内容のまま、ロンドンをテーマにした視点を加えたもの(作者たちは将来米国ローカライズ版も作るかもしれない)。こちらもゲーマーは「物乞いをして、ガラクタを集めて他のプレーヤーたちと徒党を組み」、浮浪者から「城主」へと昇りつめるべく探求させられる。さて、Dossergameはオリジナル並みに大成功を修めることができるのだろうか。

私が見る限り、Pennergameにもその英語版にも、とりたててユニークな点はない。どちらも基本的にテキストベースで、ゲーマーは経験値を上げたり他のプレーヤーと関わることによってパワーと評判を高める。どこかで聞いたことがある思ったなら、それはMob WarsやiMobなどのゲームとよく似ていて、単に絵とキャラクターが違うだけだからだ。また、テキストベースのゲームなら、何年も前のMob Warsや同類が出てくるずっと前からほかにも存在している。
Pennergameが成功したのは、テクノロジーのためではなく、リアル世界で知り合い同志の子どもや同僚たちが、バーチャルギャング戦争で一団となれることで社会現象となったからだ。Dossergameも、ドイツ本家の人気に便乗できるかもしれないが、基本的に口コミに頼るほかはなく、それを強制することは難しい。
DossergameとPennergameを支えるこの少人数のチームは、Verwandt.deという、Geniのドイツ版クローンも作っている。
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(翻訳:Nob Takahashi)

