多くの州でマリファナの医療目的利用が認められるようになった今(さらにカリフォルニア州では同薬物の全面合法化法案が提出された)、合法のマリファナ診療所を探す多くの患者たちに乗じようとするスタートアップが現れるのも不思議はない。そんなスタートアップの一つであるWeedMapsは、カリフォルニアをはじめとする州で、大麻クラブのYelpになることを目指しているサイトだ。同サイトではGoogle Mapsとのマッシュアップで、ユーザー近隣の大麻診療所の正確な位置を教えてくれる。現在WeedMapsのクラブの大部分はカリフォルニア州内にあるが、他の州の場所も徐々に追加していく予定だという。
近隣の地図のほか、WeedMapsではクラブのレビューも提供しているが、まだ殆ど投稿がないようだ。共同ファウンダーのJustin Hartfieldによると、サイトは2008年7月の開業以来、毎月平均48%伸びていて、数千人の患者が登録しているそうだ。またHartfieldは、Eric Holder検事総長が、連邦政府が今後大麻クラブを強制捜査することはないと発表して以来、トラフィックが35%増加したことにも触れた。収益化のためにWeedMapsでは、通常の広告や話題の診療所の一覧に加えて、訪問者のIPアドレスを利用して半径10マイル以内のスポンサーになっている診療所を推薦することなどを行っている。Hartfiledによると、同サイトでは、低額の年会費を払うことによって提携クラブでディスカウントを受けられるバイヤーズクラブを作ることも考えているという。
WeedMapsが今後直面するであろう課題の一つが、Yelpがすでに大麻クラブのレビューを提供していることだ(実際、それに特化したカテゴリーもあり、ここで見られる)。それでも、さらに特化したサイトでレビューを見たいと思うユーザーもいるだろうし、上に書いた会員特典もWeedMapsの差別化要因になるかもしれない。
マリファナは一大産業であり、カリフォリニア州では年間$14B(140億ドル)規模に達する(これを同州最大の現金収入源だと言う人もいる)。しかし、国レベルでは違法でもあり、カリフォルニア以外には合法的市場が比較的少なく、社会的タブーも数知れない。Hartfieldは、同社がベンチャー資金を求めているが、それには「特殊なVCが必要」だろうと言っている。恐らく多くのVCは決して近寄ろうとしないだろうが、Zivity(アダルト向け写真サイト)のように、社会的タブーを乗り越えて大きな調達ラウンドをこなしたサイトも過去にはある。
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(翻訳:Nob Takahashi)

