Alltopはいわばオンライン版の雑誌棚というところで、訪問者が一覧できるようRSSフィードがあるサイトをテーマ別に分類、表示している。今日、Alltopはバージョン3.0を発表した。新バージョンにはユーザーがオンライン情報を閲覧する際、必要に応じて簡単にカスタマイズできるとされる機能を付加した新しいフィード・リーダーが付属している。しかし実のところカスタマイズの使い勝手はよくない。
MyAlltopと名付けられた新機能で、ユーザーはカスタマイズしたページを作り、バニティーURL(見栄張りアドレス)を取得することができる。(my.alltop.com/techcrunch など)。ユーザーはこのページにさまざまなテーマから選んだRSSウィジェットを貼り付けて公開することができる。このページに新しいソースからのフィードを追加して公開するには、ユーザーはAlltopのサイトを訪問し、ユーザー登録を行ってから、フィードウィジェットの横に表示される小さいプラスのサインをクリックしなければならない。
ここらあたりで読者にはいろいろ疑問が湧いたことと思う。カスタマイズできるスタートページは、Netvibes、iGoogle,、PageFlakes始め、年来多数が出回っている。しかもそれらのサービスは上で説明したAlltopの機能をすべて備えているし、それ以上の機能さえ提供している。ユーザーはすでにMyAlltop上にあるフィードしか追加することができない。そこにない新しいフィードは追加することができない。(読者がママのやっているブログを追加しようとしても、おあいにくさま、ということになる)。さらにAlltopにまともな検索機能がない。特定のカテゴリーに分類されていることが100%確かでない限り、ソースを追加しようとしても探すのが大変だ。550のカテゴリーに分類された3万1000ものソースがあるというのに、検索機能の開発を優先せず、MyAlltopのような貧弱なサービスをローンチするとは自殺行為だ。
たとえば、私はAlltop中、いくら探してもわれわれの姉妹サイト、MobileCrunchを見つけることができなかった。(Mobileカテゴリーの中にさえない)。そこでTechCrunchの全サイトを網羅したAlltopのフィードのページを作るのは不可能だった。この時点で私にできるのはAlltopに「モバイルのカテゴリーで、この分野のソースに非常に有力なサイトが漏れている」と通知して、将来彼らがMobileCrunchを追加するのを待つことだけだった。これではカスタマイズを売り物にはできないだろう。
Alltopは「ユーザーのお気に入りのサイトのRSSフィードのURLを探す手間を省く」と主張するかもしれない。なるほど他のフィードリーダーの場合、フィードを登録するのには何ステップか余計にかかるかもしれない。しかしそれがどれほどの手間になるというのか? MyAlltopによってカスタム・フィード・リーダーを作るのが簡単にできるようになったというのはいさか誇張に思える。というのも、そんなことは何年も前からとうに簡単になっているからだ。私の考えでは、RSSフィードを読むのにNetvibesやiGoogleを使ってカスタマイズしたページを作る操作が面倒だと感じるようなユーザーはMyAlltopについても全く同じように感じるだろう。
Alltopのビデオ。(最後の方で新機能が短く紹介されている)。
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(翻訳:Namekawa, U)
