Aptureは、オンライン・サイトの運営者がコンテンツを強化するために、本文中のリンクのキーワードをベースに検索を行って多様なソースからリッチメディアを含むオーバーレイをポップさせることができる機能を提供するスタートアップだ。このほど、AptureはシリーズAのラウンドで、Clearstone Venture PartnersとPaul Maritz (VMwareのCEO) 、Steve Taylor (Boston Globeの執行副社長)はじめ、多数のエンジェル投資家から$4.1M(410万ドル)を調達することに成功した。このサービスは当初、2008年6月にスタートしたが、以来数多くの改良を加えられている。
オンラインサイトの運営者は、ユーザー登録をした後で、ページのソースに単にJavascriptコードを1行加えるだけでよい。するとリンクされたキーワードがHTMLベースのオーバーレイを呼び出し、ユーザーはこのミニブラウザを使って、元のページを離れることなく、関連するマルチメディア・コンテンツを視聴することができる。ただし、この機能はサイトのオリジナル・ページ上でのみ機能する。RSSフィード中では機能しないし、Wordpress.com内でもサポートされていない。
内容に連動したコンテンツは、Wikipedia、Flickr、YouTube、Amazonなどから収集されるが、同時にTwitterとFriendFeedに対しても有効だ。(この点についてはさらに触れる)。さらにAptureではこのソースにCrunchBaseを加えている。われわれの紹介記事はこちら。


Aptureが実際に利用されている様子はこちらのWashington Postの記事でアメリカの上院議員の名前にマウスを載せてみると体験できる。上院議員名の頭に表示されている小さなアイコンからウィジェットが自動的にポップアップする。私としてはポップアップの際に記事が上下にスクロールされるのが少々目障りに思えた。しかしそれを別にすると、この種のポップアップとしては異例に目障りでない。
今回追加されたAptureの新機能で、Blogger、TypePad、WordPress、MovableType向けのプラグインのサポートで、未公開のリッチメディアへのリンクを付与することができるようになった。(今までこれができなかったことが、採用の妨げになっている場合もあっただろう)。
さらにTwitterのサポートも巧みに実装されている。ユーザーは簡単に@ユーザー名や、#ハッシュタグを利用してTwitterのストリームをブログ記事やニュース記事の中で引用することができる。 これはすばらしい機能だと思う。このブログ記事を開いて、John McCain上院議員のリンクにマウスを合わせて試してみるとよい。
月間500万ページビュー以下のブロガーやサイト運営者のAptureの利用は無料。ページビューがそれ以上の場合は、有料となるが、利用料金はAptureの中心的なビジネスモデルではない。Aptureはオンラインサイトの運営者から、各種のプレミアム・サービス、たとえば、カスタム・コンテンツ・ソースの統合、表示のカスタマイゼーション、有償サポートなどで収入を得ようとしている。これに加えて、Aptureは、このサービスの全利用サイトに掲出できる広告を販売する独自の広告ネットワークを運営している。広告収入は、サイトの運営者と折半される。
AptureすでにBBC、Reuters、Washington Postが利用しており、New York Timesもテスト中だと言われている。
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(翻訳:Namekawa, U)
