iPhoneに完全な3Dの仮想世界Sparkleが出現
by Serkan Toto on 2009年3月23日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

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iPhone/iPod Touchのアプリケーションの数は3万の大台に達しようとしているが、Appleのエコシステム内に張り巡らされたネットワークの効果を有効利用しているものはほとんどない。多くのデベロッパが、あまりにあっさりと、すべてのiPhoneとiPod Toucheが互いにグローバルに接続されているという事実を無視して、スタンドアロンのアプリケーションだけを作っている。楽しいアプリケーションでもすぐに飽きられて、人気の盛り上がりが最初の1〜2本の線香花火で終わるのは、そのせいだ。

ところが、東京のGenkiiは、ほんの数台のiPhoneを接続させるだけでなく、同時に、または非同期的に、何千台でも接続して使えるユニークなアプリケーションを作っている。Sparkleというそのアプリケーションは、iPhone用の初の仮想世界になりそうだ。しかも、それは既存の類似アプリのコードをまったく使わない完全なオリジナルで、iPhone/iPod Touch専用のMMOなのだ。

‘作っている’と書いたが実はSparkleの最初の製品は、テキストベースの通信アプリケーションSparkle IMとして昨日(米国時間3/21)発売された(App Storeのリンクだ)。価格は4ドル99セント。Sparkle IMはSecond Lifeの世界をiPhoneに持ち込み、ユーザをSecond Life(およびOpenSim)のグリッドに接続する。ユーザは自分のSecond LifeやOpenSimのアカウントから、IM、チャット、テレポートリクエストを送る、などなどのことができる。

このビデオを見るとSparkle IMのことがよく分かる:

でもふつうのiPhoneユーザにとっては、Sparkle 3Dのほうがずっとおもしろいだろう。Genkiiによれば、それは完全な3Dの仮想世界だそうだ(同社は仮想世界の開発で実績がある)。Sparkle 3Dには、独自の経済、カスタマイズできる個人空間、アバター、SNS機能、仮想グッズ、ゲーム、オーディオのストリーミング、などなどの機能がある。

以下は、Sparkle 3Dのサンプル画面だ:

sparkle_iphone_first_virtual_world

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CEOのKen Bradyは、今後はなんとかしてSparkle 3DをPlayStation Homeなどのほかのメジャーなプラットホームからも遊べるようにしたいと言っている。つまりモバイルではない固定型のWeb上の仮想世界やMMORPGSのユーザが、自分のiPhoneやiPod Touchを持っていなくてもSparkle 3Dのユーザに接続できるようにしたいのだ。なお、アプリケーションの使用言語は最初から多国籍だ。

この仮想世界を広げるための、もうひとつの“当たり前路線”は、ブラウザから(つまりWebから)や、Androidマシン、あるいはNintenndo Wiiのようなゲーム機上で提供することだ。Bradyは、それはSparkleを大きくするために重要だし、技術的にも十分に可能だが、当面は推定4000万のiPhone/iPod Touchユーザのための仮想世界の開発に専念すると言う。

Appleのエコシステム用に最適化されたモバイルの仮想世界は、口コミで広まりそうだから、永続的な収益源になることが期待される。アバターのアクセサリ、仮想アパート(iPhone 3.0で導入される購読オプションを利用)、ゲーム内のアイテム、音楽のダウンロード、ブランド名を付けたスペース、それにふつうの広告など、商材のアイデアはいくらでもある。

現在のところ、Genkiiは完全に自己資本だけで1年あまりブートストラッピングしてきた。今同社は、Sparkle 3Dの開発を加速したいので、適切なエンジェル投資家を探している。今後も、同社を見守っていきたいね。

[原文へ]

(翻訳:hiwa)

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