
Vysrが同社のブラウザ拡張アプリケーションの新バージョン、RoamAbout 2.0を発表した。ユーザがダウンロードして使うこのブラウザ用アプリケーションは、FirefoxとInternet Explorerに対応、GmailやSNSのTwitter、Facebookなどユーザの好きなWebサービスをブラウザ内で統合化し、どのWebサイト上を見ている場合でもそれらのサービスと文脈的な対話ができる。本誌は非公開ベータのダウンロードに先着1000名を招待する。
昨年ロンチしたVysrは、最近OpenSocialアプリケーションをプラットホームに加えることによってこのブラウザプラグインを強化し、サードパーティのデベロッパが自分のアプリケーションをこのブラウザ拡張機能上に配備できるようにした。ダウンロードすると、ユーザのブラウザの下部にプラグインのOpenBarが常駐する。このRoamAbout 2.0はユーザのブラウザの機能を拡張して、ソーシャルネットワークやメールアプリケーション、RSSフィード、 YouTubeの最新ビデオやGoogle Newsの最新ニュースなどのリアルタイムの情報を、コンスタントに提示してくれる。
画面下のバーの上には、ユーザの設定次第で、Facebookのフレンドからのアップデートや、Twitter上でフォローしている人たちからのおしゃべり、好きなブログやニュースサイトからのRSSフィード、Gmailにメールが来たときの通知などなどを表示できる。それらの情報の更新によって、今見ているページの閲覧が邪魔されることはない。また、ユーザがいちいちいろんなタブを押していろんな通知や更新を見るわけではない。GmailのユーザのアカウントやTwitter、Facebookの上などで、着信(Gmail)、ダイレクトメッセージ(Twitter)、ステータス更新(Facebook)などのイベントが起きたら、RoamAboutが自動的にアラートしてくれるのだ。
RoamAboutでは、“トレイ”と呼ばれる機能でサイドアプリケーションの指定もできる。このトレイは折りたたむこともできる。これを利用して、好きなWebアプリケーション(Webサイト)のスナップショットを見たり、別のタブでそのアプリケーションのメインページへ行くこともできる。トレイ用の好きなアプリケーションは、Facebookのステータスアップデート、Twitter、ESPN、Gmailの通知、GoogleMapsなど、今のところ46種類の中から選べる。
RoamAboutのアプリケーショントレイは、アプリケーションのコンテンツをユーザの関心の文脈に合わせて出すこともできる。それはIE8の“Accelerators” に似ていて、今ユーザが見ているWebサイトに応じて、あるいは、ページ上で高輝度表示にされている言葉に応じて、サイドアプリケーションをロンチできる。さらにこのトレイでは、もっとクールなこともできる。たとえば、TechCrunchのニュース記事を見ていて、”Bill Gates”を高輝度表示にしてサイドアプリYouTubeをクリックしたら、関連するYouTubeのビデオが表示される。あるいはWebページ上の位置情報をセレクトしてトレイ内のGoogleMapアプリをクリックすると、FacebookのフレンドやGmailの連絡先の人たちと位置情報を共有する。任意のWebページ上の任意の位置(たとえばサンフランシスコ)を高輝度表示にしてRoamAboutの”Fetch”アプリケーションをクリックすると、その位置に住んでいるすべてのFacebookフレンドのリストが返ってくる。
RoamAboutはいろんな点で、Flockに似ている。Flockはソーシャルなブラウザで、やはりメールや、Facebook、Twitterなどのソーシャルなアプリケーションを統合化している。ただしRoamAboutは独立のブラウザではなく、FirefoxやIEに容易に組み込める。Guda VenkateshがファウンダであるVysrには、シリコンバレーの有名な投資家や顧問がうしろについている。たとえば投資家のRon Conwayや、スタンフォード大学のコンピュータ科学の教授でGoogle Research Teamの創設メンバであるRajeev Motwaniだ。
これがFirefox上のRoamAbout 2.0のスクリーンショットだ:

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(翻訳:hiwa)
