Whiskey Mediaが着実に成長, 元CNETのチームによるイノベーションは続く
by Michael Arrington on 2009年3月25日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

元CNETの協同ファウンダでCEOのShelby Bonnieは2007年に、メディアとエンタテイメント分野のコンテンツサイトを構築するプラットホームとしてWhiskey Mediaを創業した。同社はとんでもなく風光明媚なサウサリト(サンフランシスコの北)にあり、出口をせかす外部株主がいなくて、CNET出身の5人の協同ファウンダたち(Shelby Bonnie、Mike Tatum、Ethan Lance、Dave Snider、Andy McCurdy)がこれまでに$1.5M(150万ドル)足らずの資金で会社を支えてきた。最近Bonnieとランチする機会があったので、Whiskey Mediaの現状について聞いてみた。これまでの1年半で、目立たぬながらも着実に成長し、今年は新しいサイトをいくつか披露できる、今その準備中だという。

本誌が最初に同社を取り上げたのは、Political Baseを立ち上げたときの2007年10月だ。それは当時も今も、“構造化wiki”である点が特徴的だ。だれもが自由に編集できるが、そのデータはWikipediaやそのほかのwikiサイトのように単一の大きくて無構造なかたまりではなく、ページの各部分が別々に保存されるので、データの切り貼りがとてもやりやすく、そのサイトをめぐるクロスリンクもしやすい。実は、本誌の、人・スタートアップ・ベンチャー資金のデータベースであるCrunchBaseの構造は、Political Baseがヒントになっている。

PoliticalBaseはPHPのアプリケーションで、Whiskey Mediaの新サイトである ComicVine(コミック)やGiantBomb(ゲーム)、AnimeVice(アニメ)などとは別のサイトだ。これら3つはDjangoフレームワークを使ってPythonで書かれているエンタテイメントとメディア志向のサイトだ。このようなサイトが今年もWhiskey Mediaからいくつか生まれるという。

ComicVineは最初のロンチ(2007年後半)時点ではPHPのアプリケーションだったが、昨年4月に新プラットホームに移植され、今では毎月1000万以上のページビューがある。これよりも新しいサイトであるGiantBombとAnimeViceの月間ページビューはそれぞれ、1000万と80万だ。主なユーザ層は、13歳から30歳までの男性だ。

社員数が少なくて、資本の無駄な消尽もないスタートアップとしては、これは悪くない成績だ。Wikipediaと同じく、ほとんどのコンテンツを読者が作る。これまでにおよそ100万のコンテンツ片がこれらのサイトに加えられた、とBonnieは言っている。

これらのサイトは、Wikipediaには全然似ていない。リッチなコンテンツ経験を提供するという点ではむしろ、Wetpaintに似ている。それは、ユーザが任意の話題に対して新たなwikiを作れる無構造型のwikiサイトだ。なお、Whiskey MediaはAPIを公開しているので、サードパーティーのデベロッパが各サイトのコンテンツに(プログラミング的に)アクセスすることも可能だ。

[原文へ]

(翻訳:hiwa)

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