新しく結成された非公開の投資ファンドがスニーカーマニアのためのSNS、Sneakerplayの残骸を買い取った。昨年、Sneakerplayがファウンダーによって事実上見捨てられた状態(しかしサイト自体は買い手を捜すためにアクセス可能になっていた)に陥った際、われわれはデッドプール入りと判断していた。
Kerochと名づけられたこのファンドは、SneakerplayのIPとすべての資産を買い取り、このニッチSNSを再生させようとしている。買収の条件などは明らかになっていないが、Sneakerplayはもともとすべてファウンダーたちの自己資金でまかなわれていた上、彼らはすでにだいぶ前から別のプロジェクトを始めていたことを考えると、金額がいくらであろうとハッピーであるに違いない。
ただ奇妙なのは、関係者の全員がこの投資ファンドの参加者の名前を隠そうと努力しているように見える点だ。ウェブサイトには「パートナーは4人で、Yahooのような大企業からスタートアップまで、合計で30年以上のIT/インターネット業界の経験がある。」という以外、何も情報がアップされていない。 われわれがこれまでにつかんだ名前はYahooの不動産情報部門の責任者だったBrian Rothenbergだけだ。
いずれにせよ、Sneakerplayの買収はKerochファンドの最初の投資案件だ。Kerochはスニーカーマニア相手の小さなSNSからニッチなコミュニティーを作り上げ、さらに機能を拡張して、広告の表示とサイト・スポンサーによって収益化を図っていくロードマップを描いているようだ。
余談だが、私がSneakerplayをデッドプール入りさせたとき、一部の人々から抗議の声が上がった。(今となってみると、彼らに道理があったことを認めるに吝かでない)。しかし皮肉なことに、TechCrunchの記事によってSneakerplayに注目が集まり、買収に興味を示す相手を引きつけるのに役立ったことも確かだ。共同ファウンダーのRobleh Jamaは投資銀行家との交渉、メディアの報道、買収額の競り合い、期限付きタームシート等々、この間の事情を詳しく報告するつもりだと個人ブログで約束している。面白い読み物になりそうだ。
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(翻訳:Namekawa, U)




