
Microsoftが1993年にEncyclopedia Britannica(ブリタニカ百科事典)などの古顔に対抗して立ち上げたデジタル百科事典Encartaの閉鎖を準備している。この百科事典は最初の数年は光学媒体(CD)だったが、やがてWeb上で提供されるようになった。そして印刷物(本)の百科事典よりは便利な、そして費用も安い資料として90年代に急速に成長した。同サイトのFAQによると、EncartaのWebサイトは2009年10月31日に閉鎖される(日本だけは2009年12月31日)。MicrosoftによるEncarta製品の販売も6月に停止する。
FAQより:
Encartaは世界中で長年人気製品でした。しかし、百科事典のような伝統的な情報資源の社会的な位置づけが変わりました。今日の人びとは、数年前とは相当違う方法で情報を探し、消費しています。今日の消費者にもっとも効果的で魅力的な情報資源を提供するというMicrosoftの目標の一環として、Encartaビジネスからの撤退を決意しました。Microsoftのビジョンは、世界中の誰もが良質な教育にアクセスできなければならないというものであり、Encartaのような事業から得た経験が未来の技術的ソリューションに役立つと信じています。したがって今回の決定は、弊社のビジョンを実現するための前向きの投資であると強く感じております。
2000年以降、Encartaの人気は衰退した。その大きな原因が、Web上の無料の百科事典Wikipediaの登場だ。Wikipediaは世界中のユーザコミュニティが更新しており、出版社内で編集される従来の百科事典やそのオンラインバージョンよりもずっと効率的だ。2005年にEncartaは読者の「提案」を受け付けるという形で折衷を図ろうとしたが、それはEncartaの編集者が承認しないと記事にはならなかった。
Encartaの歴史を知るためにも、Wikipediaの長い記事が役に立つ。この記事には、すでに閉鎖のことも書かれている。しかしEncarta自身の自分を指す項目には、その逝去が触れられていないから、Wikipediaの記事に比べると貧しい情報だ。
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(翻訳:hiwa)
