Moochは新しいビデオ・ゲーム交換市場だ。ユーザーが直接ゲームの交換をすることで、GameStopのような中古ゲーム業者をバイパスして料金を節約しようというもの。対象となるゲームの新しさと人気によるが、ユーザーは1回の交換につき最大$30も得になるという。サイト上で交換が成立したらユーザーはお互いにゲームを郵送することになる。
Moochは。Amazonに掲載されたの最安値、リリース後の期間、人気などをベースにゲームの価値を自動的に評価するシステムを備えている。この評価に基づいて、それぞれのゲームにポイントで評価が与えられる(新発売のゲームのポイントは200-300程度になるようだ)。ユーザーは欲しいゲームのポイントに対して、同程度のポイントを持つ手持ちのゲームを交換できる。ポイントが足りなければ、差額分のポイントを購入することもできる。しかしポイントを購入できるといっても、これはあまり安くない。100ポイントが$15になる。実は、このサービスの主たる目的は現金をやりとりしないゲームの交換を促進することにあり、まわりくどいやり方で中古ゲーム売買市場を作ることにはない。
ローンチしたばかりなので、まだこの市場に登録されたゲームはほとんどない。一定の数のゲームが集まるまでこういった市場は役に立たない(古典的なニワトリとタマゴの問題だ)。ユーザーを引きつけるために、現在のベータテスト期間中はMoochは完全に無料となっている。将来は年額$20の会費制に移行する計画だ。

中古ゲームの交換市場というのはゲーム業界には嫌われているが、DRMつきでのダウンロードが主流ならなないかぎり、急になくなることはあるまい。 GameStop(最近ではAmazonも始めた)のような中古ゲーム市場は、市場価格よりはるかに低い価格でゲームを売り買いしているゲームファンにはあまり役にたっていない。Moochを使えばユーザーはずいぶん節約ができるはずだ。しかしここには問題もある。たとえば、ユーザーは交換が成立しても、相手が本当にすぐにゲームを送ってくれるかどうかわからない。相手がそのまましらばっくれてしまう可能性は残る。(ただし、Moochでもこの危険は認識していて、交換でトラブルが起きた場合はMoochのポイントで保障するとしている)。
ゲーム交換サービスとしてはMoochが最初というわけではない。SwapTreeもゲーム交換をサポートしているし、デッドプール入りしたPeerFlixや、老舗のLalaもいろいろなコンテンツの交換サービスを試している。残念ながらどれも大きな成功を収めていない。
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(翻訳:Namekawa, U)





