
契機の悪化で消費者の多くがお買い得品を探すようになっているので、高級専門店の在庫処分品を大幅に値引きして売る会員制のオンラインサンプルセールがビジネスとして急速に成長している。会員数350万以上というヨーロッパの会員制オンラインショッピングクラブBuyVIP,がこのほど、$14.9M(1490万ドル)のシリーズA資金をKennet Partners、Bertelsmann Digital Media Investments、3i GroupおよびMolins Capitalから調達した。アメリカのBuyVIPとも言えるIdeeliやGilt Groupeもこの好機に便乗して、Calvin Klein、Zac Posen、Givenchyなどの前のシーズンのドレス、宝飾品、バッグなどを超安値で売っている。
そして今、会員制ショッピングクラブOne Kings Laneが、有名デザイナーのホームウェアやアクセサリの値引きサンプルセールを始めた。本誌TechCrunchの最初の100名の読者は、ここで登録すると25ドルのクーポン券をもらえる(どんな買い物にも使える)。
IdeeliやGilt Groupeと同じく、One Kings Laneも招待制のショッピングサイトで、有名デザイナーのホームグッズを一般小売価格の最大70%引きで売っている(値引率の低い物でも40〜50%引き)。One Kings Laneのサンプルセールは72時間という期間限定方式で、会員には毎日のメールで残り時間を知らせてくる。デザイナーショップの過剰在庫を直接仕入れ、利幅をプラスして価格を決める。eコマースの運用そのものはeビジネスプロバイダAuspient Inc.にアウトソースして、経費を節減している。
One Kings Laneの協同ファウンダAlison Gelb PincusとSusan Feldmanによれば、招待制のオンラインショッピングクラブは有名デザイナーたちにとくに好評だそうだ。それは、一般公開されていないために、高級ブランドのブランドイメージを損なわないからである。Overstock.comのようなサイトや、TJMaxxのような店も在庫処分品のディスカウント販売をしているが、高級店のイメージはない。Pincus曰く、ショップはインターネット上の購買力を利用できてなおかつ、ブランドを色あせさせずにすむのだ。
One Kings Laneの最初の1週間は、とても好調だったようだ。すでに会員数は数万人に達している。PincusとFeldman曰く、景気の低迷で消費者はインターネット上をお買い得品を探してぶらつくようになっているので、自分たちのサイトを高級なホームグッズをディスカウント価格で気軽に買える場所にしたい。今のところ、売れ行きはかなりいい。たとえば人気の高い高級品であるArchipelagoのキャンドルは値引率50%以上だが、Nordstrom.com.では定価で売られている。競合サイトのBluefly.com,は高級品を安売りしている一般公開のオンラインショップだが、ホームグッズの品揃えも豊富だからOne Kings Laneの強敵になりそうだ。BlueflyにはVera WangやHermesの食器など高級品のデザイナー商品もあり、72時間などの期間限定もない。目下One Kings Laneが仕入れているデザイナーはほんの数名だから、固定客を増やすためにはもっと多様なブランドを扱う必要がある。BuyVIPが今扱っているブランドは400以上ある。そしてBuyVIPの拡張資金の一部は国際展開に使われるから、合衆国に進出したら会員数は現在の350万を大きく上回るだろう。

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(翻訳:hiwa)
