ますます複雑なFacebookに世のママたちは戸惑う
by Jason Kincaid on 2009年4月7日

Facebookはママたちに借りがある。

最近二回続けてFacebookのイベントを取材した – ホームページの新デザインのお披露目と、iPhone用のFacebook Connectの発表だ。二回ともFacebookの社員たちは、最近母親がこのSNSに参加したのでとても喜んでいると言った。それは、Facebookのユーザが従来のインターネット通の世代だけでなく、高齢者にまで拡大していることを強調したいのだ。コンピュータでメールや写真など基本的なことはするが、ソーシャルメディアの騒動からはずっと遠いところにいた人びとだ。もちろんコンピュータ通の高齢者もいるが、それは多数派ではない。

Facebookは明らかに、このギャップをうめようとしているし、かなり進歩もしている。しかし、まだまだ道は遠い。

まず、Facebookはソーシャルネットワークを初めて体験する人にとってユーザフレンドリであるとはとうてい思えない。むしろ、細かい項目が山ほどあるプライバシーの設定や、‘ネットワーク’という言葉のFacebook独特の意味などは、新しいユーザにとってまるっきり???だ。Facebookを何年も使っているぼくでさえ、いろんな写真アルバムやFriend Listsのプライバシーの設定ではよくトラブる。設定したいことはすべて、どこかに、ある。でも、よく分からないのだ。ホームページの新デザインや、どうでもいいような新機能は、まったく助けにならない。

Facebookのデフォルトのプライバシー設定も、あまり初心者向きではない。新しい写真アルバムを作るとデフォルトの共有オプションが”Everyone(みんな)”だ。これを変えるのは簡単だが、実際に多いのは、意味も分からないまま’next’をクリックして、自分の写真を世界と共有してしまう人だろう。それに新しいアカウントもデフォルトでは情報がネットワーク上の全員に共有される。それはたまたま地域ネットワークに参加したときだけ、ごく少数の人たちだ(Facebookは登録時に地域ネットワークへの参加を勧めるが)。

Facebookに本当に必要なのは“セーフモード”だ。ときどきナイジェリアの王女に数千ドルを貸してしまう人や、2002年から始まっている不幸の手紙メールを何十人もの友だちに出してしまうような人の、世話をしてあげる必要がある。そういう人たちはまともな知性の持ち主だが、さまざまなネット上の悪事にはうといだけだ。しかも、これまでに何度も、プログラムの設定を変えるなと言われているから(お母さんが勝手におかしなことをしないために)、サイトをいろいろ調べて自分でプライバシーの設定を理解することすら怖がる。

‘セーフモード’はいろんな形がありえる。プロフィールのデフォルトのプライバシーを厳しい設定にするとか、あるいはClippyのような仮想ヘルパーでもいい(Microsoft Officeの昔のヘルプみたいな分かりづらいのはだめ)。とにかく、西も東も分からない新人ユーザが、もっと簡単にサイトを利用できるための工夫を、盛り込んでほしい。

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(翻訳:hiwa)