
多くの企業、中でもとくに、インターネットに進出している消費者ブランドは、オンラインマーケティング努力の一環としてウィジェットを使っている。こういう、どんなWebページにも埋め込めるスタンドアロンのアプリケーションは、本質的に広まりやすくて、いろんなブログやSNSなどなどの上に急速に“感染”していくことを最初からねらっている。ウィジェットを使ったキャンペーンが成功すれば、エンドユーザへの到達性が増すだけでなく、大量の広告費を節約してなおかつ、ブランドの知名度や寿命を高めることができる。FBIも今では犯人探しのためにウィジェットを提供している。
でもウィジェットには大きな欠点が一つある。古くなるのが速くて、結局はページから外されてしまうのだ(たとえば、クリスマスのダンスを踊る妖精たちを4月に見たい人はいるかな?)。そこでこのたび登場したのが、“コンテンツ管理機能のあるウィジェット”、Goldenrodだ。ロサンゼルスのオンライン広告/マーケティング代理店Centricが開発したGoldenrodは、ユーザ企業がウィジェットとそのアプリケーションを動的に制御することによって、長期的で戦略的なウィジェットの展開を可能にする。
基本的な考え方は、企業がマーケティングのためにソーシャルメディアを使おうとするたびに毎回、一から新たにウィジェットやアプリケーションを作って配布する苦労をなくそうということだ。Goldenrodのユーザはオンラインのコントロールパネルにアクセスして、すでに展開済みのウィジェットの外見や内容を変える。CentricのマネージングパートナーJason Stoddardによれば、企業はウィジェットのテキストやビデオ、写真、オーディオ、スキンなど、何でも変えられる。プログラミングはいっさい不要、ということだ。
だからいったんウィジェットがSNSやそのほかのスタートページに配布されたら、Goldenrodがその寿命を相当長く延ばしてくれる。もちろん、ユーザ企業は優れた製品とマーケティング戦略によって、ウィジェットの長い寿命を有効利用しなければならない。たとえばチョコレートのメーカーは、同じウィジェットの上でイースター用やバレンタインデー用の広告キャンペーンを打つことができる。映画会社はウィジェットを更新せずに、そしてエンドユーザがとくに何もしなくても、次々と新作の予告編を流すことができる。だから、正しく使えばより魅力的で目立つウィジェットになる。企業にとっては、ウィジェットを変えることが自社のWebサイトのページを変えるのと同じぐらい気楽な作業になる。
Goldenrodはすでに、宣伝用ウィジェットの配布サービスClearspringから利用できる。最初のユーザ企業はCotton, Inc.だ(同社が木綿製のファッション製品をプロモートするために使っている”Fab Finds”ウィジェットが、すでにMySpaceで動いている)。このウィジェットはGoldenrod内蔵のコンテスト機能を使っていて、ユーザがウィジェットを共有化するとくじ引きで賞が当たる(そのコンテストが今回は”Fab Find”〔仮訳:いいもの見つけよう〕と呼ばれている)。

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(翻訳:hiwa)
