
デジタル写真をローカルのハードディスクというブラックホールに溜め込んでおかず、各種のオンライン・ソーシャル・サービスにアップロードして友達や同僚も見ることができるようにするのがますます一般化しつつある。写真共有サイトとして、Facebook Photosはもっとも成長著しいものの一つであり、ユーザー数では世界最大だ。しかし単純に登録された写真の枚数だけでいえば、Facebookは世界最大のサイトではない。
世界最大の称号は、現在ImageShackのものだ。このサイトには200億枚の写真が登録されている。私はImageShack社からこの点について確認を取った(ImageShack社の背景についてはこの記事参照)。Facebookは現在150億枚の写真が登録されていると発表しているが、おそらく今年中にはImageShackに追いつくかもしれない。Facebookのユーザーは毎月8億5千万枚の写真を投稿している。これに対してImageShackの場合は、月間1億枚だ。Facebookが最近巨大な負荷をより効率的に処理できるようストレージのアーキテクチャーを改良したのはよいことだ。
FacebookとImageShackに続く第3位は、News CorpのPhotoBucket(72億枚)のようだ。続いてYahooのFlickrが34億枚。これには若干のビデオも混じっている。おもしろいことに、Flickrに続く写真枚数を誇るのがSNSのMultiply、30億枚。Multiplyの写真共有機能はこのサイトの目玉になっており、家族や、特にママたちの間で人気が高い。(これはFacebookが依然として苦闘しているターゲット層だ)。Picasaもどこかこのあたりにランクされるはずだが、Googleは「何十億という写真が登録され、毎日何百万枚も新規にアップロードされている」と述べるだけで、具体的な数字を明かそうとしない。
実はPhotobucketを除いて、上記のサービスはどれも最新の写真枚数を公表していない。私はそれぞれの会社に問いあわせなければならなかった。Shutterflyなど一部の会社は、株式上場企業であるにもかかわらず情報提供を拒んだ。現在KodakGallery..comの数字についてKodak社からの回答を待っているところだ。ただし、こうした古くからある写真保管サービスの現状は必ずしも明るいものではなさそうだ。(この記事の終わりに掲載したグラフ参照)。下の表は、私が各社から直接取材した結果だ。
ウェブ上の写真サイト(保管中の写真の枚数)
- ImageShack: 200億枚
- Facebook: 150億枚
- PhotoBucket: 72億枚
- Flickr 34億枚
- Multiply: 30億枚
- Picasa (?億枚)
Googleが情報を明かさないのに対して、Yahooは完全に情報を公開している。Flickrについての統計は以下のとおり。
- 毎日アップロードされる写真とビデオの数:300万 (月9千万になる計算)
- 公開されている写真:50%
- タグづけされている写真:30%
- ジオタグ(場所情報)がつけられている写真:1億1千万枚
- タグの種類:3800万
- 検索エンジンからのトラフィック:75%
またMultiplyが私に明かしてくれたところによると、1250万の登録ユーザーが7500万枚という大量の写真を毎月アップロードしているということだ。登録ユーザーあたり毎日6枚という計算になり、これはFacebook以上の数字だ。Multiplyは高解像度の写真のアップロードを勧めているので、毎日2.5TBのアップロード量になるという。全ユーザーの1%弱、すなわち1万人が年額$20のプレミアム・サービス(容量無制限、写真アルバムのバックアップ作成など)に登録している。このプレミアム・ユーザーが全アップロードの5%から7%を占めている。
一方、comScoreの統計からは、Facebookが最大のトラフィックを集めていることが分かる。2月の全世界でのユニーク訪問者は1億6100万人だった。Flickrは、かなり引き離されているものの、しっかり2位をキープ、7650万の訪問者を集めている。Photobucketは5860万、Picasaは3990万、ImageShack3320万だった。


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(翻訳:Namekawa, U)




