
短縮URLは悪かという議論の中ででとくにやり玉に挙がったのが、Diggの新サービスDiggbarだ。Diggbarは単なるURL短縮サービスではなくて、Diggのメインの機能の一つだ。しかしそのほかの短縮サービスと違って、DiggbarはTwitter上の発言などのために短縮する前の、元のURLに連れて行ってくれない。DiggbarはユーザをDigg.comに連れ戻してしまうのだ。
だからこんな心配が生まれる: Diggbarとその特殊な短縮URLを使う人が増えると、Diggがリンクを元のサイトから盗んでしまって、元のサイトのリンクカウントがまったく増えず、検索エンジンから過小評価されてしまうのではないか。技術的には、Diggbarはリダイレクトを指示する301でなく、URLの正常成功を表す200をステータスコードとしてブラウザに返す(Danny Sullivanがその違いを説明している)。そしてそれは、表面的には正しくないことに見える。
しかし今日(米国時間4/9)、Diggの技術担当副社長John Quinnが、Diggはリンクを盗もうとしていないし、検索エンジンからの評価など元のリンクに信用にかかわる要素について万全の注意を払っている、という趣旨の記事を書いた:
検索エンジンがDiggBarを新たなコンテンツとして登録せず元のソースの得点を正しく増やすために、いくつかの工夫をした。元のURLへのリンクだけをDiggのページに含めて、スパイダー(検索エンジンの調査エージェント)が元のサイトを指す無変更のリンクを拾うようにした。ユーザの選好次第では、これらのリンクがJavaScript内で短縮URLに上書きされる。
今週の初めには、さらにいくつかの更新により、悪名高い(ときには謎のような)‘検索エンジン対策’をめぐる、SEOやコンテンツパブリッシングの世界の人たちの懸念に対応した。検索エンジンに対してはつねに、元のURLを望ましいURLとして提示し、meta noindexタグを使ってDiggBarのページを検索のインデクスから外している。技術的に細かい話になるが、そのほかにlink rel=”canonical”も使って、元のURLが正しいURLであることを示している。PageRankなど、URLのそのほかのプロパティ(特性)も元のURLへ移送される。
というわけで、危機は去ったようだ: Webのリンク構造は汚染されず元のままだ。やれやれ。これで安心してDiggbarを使えるね。みんなもそうだと思う。Quinnはこのほか、Diggbarのロンチ以降、”ユニークビジター数が20%増加し、そのほかのコンテンツプロバイダたちも先週は同様の増加を経験したところが多い”とも言っている。Diggbarが今後も彼の説明どおりであるなら、もう誰も文句を言わないだろう。ただし、短縮URLそのものは、依然として悪かもしれないが。
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(翻訳:hiwa)
