高解像度画像をズーム可能な埋め込みウィジェット化するClosRとZoomorama
by Robin Wauters on 2009年4月10日

正直に告白すると、Information Architectsによる「Webトレンドマップ」の記事にコメントを貰うまでZoomoramaのことを全く知らなかった。このサービスについてレビューを書く予定にはしていたが、その間に同様のオンラインツールであるClosRについての情報も入ってきた。双方をまとめてのレビューになることをご容赦頂きたい。

ClosRとZoomoramaは双方共に、アップロードした画像をズームできるウィジェットに変換するものだ。大きな高解像度画像を埋め込んだり共有したりする際に便利に利用できる。ClosRは現在基本的なサービスのみを提供しており、Zoomoramaの方はより便利に使えるような追加機能を加えてきている。

この手のサービスに求められるのはまず動作速度だ。ズームイン/ズームアウトの動作に時間が掛かるようでは受け入れられないだろう。この面で双方共に十分実用的な速度で動作するようだ。ClosRの方が若干速いようには感じる(ほとんど体感できな差ではある)。双方共にマウスのホイールを使って自然な動作で画像のズームインを行うことができ、ワンクリックでフルスクリーンモードにすることもできる。双方共にアップロード用のURLが用意されており、各種共有オプションを設定することができるようになっている(ClosRはClearSpringを利用しており、Zoomoramaは独自システムを開発したようだ)。

ClosRの提供するサービスはよくできてはいるが、ごく基本的な部分に留まる。一方のZoomramaはコメントやお気に入り登録したり画像のレーティングを行うための機能などを追加している。操作も非常にわかりやすく、ウェブサイトに暗めの背景を採用しているのも良い。またZoomoramaはZoomcreatorというデスクトップアプリケーションも用意しており、これについては今まで知らなかったことを後悔してさえいる。このアプリケーションを使うとPC上に解像度を保ったままで画像アルバムを作成しておくことができ(Mac版も間もなく登場予定)、そこから簡単にウェブ上に公開できるようになるのだ。公開時にはレイアウトを洗濯して、キャプションを付加したり、PC上ないしYouTubeからの動画を加えることもできる。使ってみる価値は絶対にある。

結論を書いておく。大きなサイズの画像をアップロードして、ズームして閲覧できるようにしたいならClosRをまず試してみると良いだろう。さらに多くの機能を利用したい場合やUIやソーシャル面での機能が必要ならトータルで見てZoomoramaが最善の選択肢だろう。

ClosRによるWeb Trend Map 4:

ZoomoramaによるWeb Trend Map 4:

他にも画像をサイトに組み込んでズームして閲覧するためのウィジェット化するウェブアプリケーションはあるだろう。お気に入りのものがあればコメント欄で教えて頂きたい(たとえばZoomifyZoomeryなどがある)。

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(翻訳:Maeda, H)