
New York Timesの報道によると、Skypeのファウンダー、Niklas ZennstromとJanus Friisはインターネット電話事業を買い戻すべく、自らの莫大な資産に加えて、いくつかの非公開株式ファンドの協力を得ようと交渉中だという。2005年にeBayはZennstromとFriisからSkypeをおよそ$3.1Bで買い取った。われわれは昨年、インターネット・オークションという中心的な事業に寄与しないならeBayはSkypeを売却するつもりだと報じた。
eBayは同社の各種事業にSkypeを寄与させることに失敗している。eBayは2007年10月にはSkypeの共同ファウンダーNiklas ZennstromをCEOから解雇している。理由はSkypeの財政的不振だという。eBayはSkypeの株主への巨額の割増金の支払などのために$936M(9億3600万ドル)の特別損失を計上した。
昨年の春にわれわれが予測したとおり、昨年後半、あるいは今年に入って、Skypeの売却の試みが行われたようだ。しかしこの不況のさなかとあって、売却は一時延期されたものと思われる。昨年春、GoogleとSkypeの間で話し合いがあったらしいが、結局何も成果は上がらなかった。Googleは最近、独自に音声通話サービス、Google Voice(以前のGrand Central)をローンチしている。
Skypeは最近よく出来たiPhoneアプリを発表し、最初の2日で100万回のダウンロードを記録している。Skypeは最近エンタープライズ向けの分野にも進出しているが、どれほど収益に寄与するのかはまだ明らかでない。
Skypeには経営上の課題が多いことは事実だが、そもそもeBayは適切な買い手ではなかった。Skypeが開発したスケーラブルなテクノロジー、広く実証されたVOIP、VOIP2POTS、P2Pビデオのテクノロジーは、いずれも驚くべきものだ。現在Skypeには4億500万の登録ユーザーがいる。
Skypeから離れた後、ZennstromとFriisはAtomicoというベンチャーキャピタルとオンラインビデオ/TVサイトの Joostを創立している。
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(翻訳:Namekawa, U)




