
テレビの世界とウェブの世界との橋渡しを探究し続けているSyndicasterが、地方テレビ局のオンライン配信オプションをいくつか追加し、YouTube、AOL(Brightcove経由)、Yahooその他サイトへビデオクリップを配信できるようになる。Syndicasterは、オンライン編集とビデオクリップ管理のサービスで、テレビ局があらゆるニュースクリップを放送できるようにするほか、各局のウェブサイトまたは姉妹サービスのClipSyndicateを通じて公開することによって、ウェブで再利用できる(SyndicasterとClipSyndicateは、いずれもCritical Mediaの一部門)。
このほどSyndicasterが、主要ビデオサイトにワンクリックで配信できるオプションを追加する。これによって地方の系列テレビ局やテレビ局グループが、自社のビデオをAOL Money & FinanceやYouTubeの自社チャンネルで配信し、それを一括管理できるようになる。テレビ局顧客に歓迎されそうな機能が、サービス毎に留め置き期間を設定できることで、テレビ局は最新ニュースを、自社サイトではすぐに公開し、24時間または36時間後には最もお金になるビデオパートナーのサイトで公開し、最後におそらくYouTubeで公開するといったことが可能になる。
Syndicasterはさらに、オン・ロケーション機能を追加し、テレビレポーターやクルーが撮った現場からビデオクリップを直接アップロードできるようになり、仮にその場面が放映されなかった場合でも、ウェブビデオクリップとして利用できる。系列局もSyndicasterでビデオクリップを探して、契約条件に応じてウェブ公開または放映することができる。最近ニューヨーク州バッファローで起きた飛行機事故の際、地方局はあらゆるビデオをSyndicasterに送り込み、他の全国の系列局が自社の報道放送用にそのビデオを使った。
Syndicasterは、テレビ局またはニュース会社毎に、月額$850の定額購読料を請求する。開始後数ヵ月の現在、有償顧客が60社ということなので月間約5万ドルで、まだまだ伸びる道がある。Syndicasterは自社のオンライン編集とビデオ配信のプラットホームを消費者向きにも使うことを考えているが、これまでのところその分野には困惑しているようだ。CEOのSean Morganが次のように認めている。
そう、私は消費者で儲ける術を知りません。これで儲けたいと思っているのですが。放送局からは多くの引き合いがあります。新聞社に売り込むことが、間違いなく次に取るべき道です。
同社は5月に、Syndicaster for Newspapersで新聞サイトへと手を広げる予定だ。ありとあらゆるニュース会社が、ビデオをオンライン提供物として重要視し始める中、Syndicasterは、そんなビデオの収集、編集、配信の業界標準になりたいと考えている。AP通信も調べた方がいいと思うよ。
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(翻訳:Nob Takahashi)




