Fluid、Facebookのチャットとステータス情報を利用してソーシャル・ショッピング機能を提供
by Leena Rao on 2009年4月17日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

ショッピングとSNS機能を合体させるのは目新しい試みではない。eBayは数年前にeBay Neighborhoodsをローンチし、Hearstはソーシャル・ショッピング・サービスのKaboodleを買収している。それからMicrosoftが買ったJellyfishもある。小売店側もあまり気乗りしないながらSNSをマーケティング・ツールとして採用し始めている。たとえばFacebookに企業ブランドのページを作り、ソーシャルネットワークにプロフィールと広告を掲載するなどだ。

対話的オンライン通販マーケティング代理店のFluid Inc.は、こういった小売業界のオンラインへの取組をさらに一歩進めようとしている。このFluid Socialテクノロジーを利用すると、小売店は自分のサイトにチャット機能を設置することができる。チャットはFacebookの友達やグループとのコミュニケーション・チャンネルとなり、ショッピング客のユーザー体験を豊富なものにする。

機能の概要は次のようなものだ。通販サイトを眺めていて、何か気にいった商品があったとしよう。ユーザーは友達の反応を知るために、そのアイテムの情報(たとえば洋服の写真、関連リンク、ビデオ・クリップなど)をFacebookのステータス・アップデートに投稿することができる。通販サイトの商品画像の下に「Facebookで共有する」というボタンが表示される。ボタンを押すと通販サイトのFacebookアプリがFacebookに追加される。ユーザーはアイテムを評価したり、あるいは直接ステータス・アップデートにアイテムへのリンクを表示して友達からの意見を求めたりできる。

逆にステータス・アップデートのエントリに対する友達のコメントや評価は、通販サイトのページ上にリアルタイムでアップデートされる。またこのアプリには、ユーザーのステータス・アップデートに情報を公開せずに、特定のFacebookの友達に情報を送り、評価を求める機能もある。もちろん、これらの機能を利用する際には必ずFacebookにログインしていなければならない。またFluidのテクノロジーにより、Facebookとは別に友達同士でチャットを始めることができる。アイテムについてチャットに参加するよう友達を誘うメールを出す機能がある。相手が承知すれば、そのアイテムのページ上であらためてFacebook Chatを利用して公開チャットを始めることができる。

この仕組みはいくつかの理由で有望だと私は思う。小売店側からすると、ユーザーが店のサイトから離れることなくソーシャルな会話によって情報を得ることができることにメリットがある。ショッピング客側にとっては、自分が興味をひかれたアイテムについて、自分が個人的に知っており、信頼できるとわかっている情報源からのフィードバックが得られる。さらにチャット機能によって情報の入手がリアルタイムで行える。現在Fluid SocialにはVans、Lucky Brand Jeans、Warner Entertainmentなどの有力クライアントがメンバーとなっている。

ショッピングサイトにおけるショッピング客へのソーシャル機能の提供はもはや珍しくない。多くの小売店が店のサイトを通じてライブでチャットができる機能を提供している。しかしこの機能を直接Facebookの友達を呼び出せるよう拡張したのは非常に良いアイディアだ。現在のように消費者が財布のヒモを固く締めている時期には、何か従来と違った方法で消費者の関心をかきたてる必要がある。 Fluidは近く、Twitterの組み込みも行う予定だとしてる。小売店のサイトから、商品アイテムについて直接Twitterメッセージが投稿できるようになるのだという。なんだかすごいことになりそうだ。



[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

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