MOGが新装再開店, 音楽ニュースポータルの決定版を目指す
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by Jason Kincaid on 2009年4月16日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

2006年にロンチした音楽中心のブログネットワークMogが、また進化している。このサイトはMog.comのホームページを一新して、音楽ニュース専門の信頼できる目的サイト*としてのサービスを前面に打ち出した。ここは‘音楽のHuffington Post’になりたいという大きな目標を持っていて、豊富なコンテンツによりユーザが一日に何度でも来たくなるサイトを目指している。質の高いコンテンツを大量に提供することは容易ではないが、MOGは決め手となる切り札を少なくとも一枚持っている。編集スタッフはわずか6名で、賛助ライターたちは無報酬だ…心から書きたいことを書いているだけ。
〔*: destination, リンクなどから間接的に行くのではなく、ずばりそのサイトのURLを最初から指定/入力して行く第一目的サイト〕

MOGはここ数年でブロガーたちの活気あるネットワークを作り上げた。彼らが毎週、5000本近い音楽関連のブログ記事を作り出す。ブロガーの多くはMOGにいて、このサイト自身のパブリッシングツールを使ってほかのメンバーたち(MOGers–モガーズ–と呼ばれる)と共有する。サイトはおよそ300の外部ブログと提携していて、MOGが彼らのための広告ネットワークとしてのサービスを提供させてもらえる見返りとして、MOG上のコンテンツの一部を彼らに配信して彼らのトラフィックを稼ぎ出している。これらのブログも合わせると、MOGの月間ユニークビジター数は約570万、ページビューは4000万に達する。

しかしこれまでは、MOGはこのどんどん拡大していくブロガー集団を上手に利用できなかった。ホームページを閲覧するユーザは最新の記事を見るが、それらを質や主題で選別できない。サイトが大きくなった今では、大洪水のような記事がほとんど毎日無駄死にしている…毎週5000本の記事のすべてを文章の上手な人が書いているわけでもない。そして、ユーザの経験の質が落ちる。ずばり言うと、MOGのホームページを最初に一度訪れた人はもう二度と来ないのだ。

今度からMOGは、ユーザが作り出したコンテンツを利用しようとしている。また、新しいホームページにはウィジェットが2ダースほどあり、そのそれぞれが特定の話題に関連した音楽ニュースを見せてくれる。そのうちのごく少数…その日のトップニュース…は、いつもページの上部にあるが、そのほかのウィジェットはユーザが好きなように並べ替えることができる。たとえば、アルバムのレビューのウィジェットと今後の音楽フェスティバルのウィジェットと必見音楽ビデオのウィジェットを上に持ってくる、といったことができる。MOGのネットワーク上の記事の中から良いのを選んでウィジェットを作るのは、サイトの人間編集者だ。編集者は、タイトルを分かりやすい/魅力的なものに書き換えることもある。

ユーザは今度から、ホームページ以外に、そのほかのブログ記事専門のページを閲覧できるが、ゴミをかき分けかき分け苦労した昔と違って、人気の高い評判のいいライターの記事ほど最初のほうにあるようになった(この整列処理のために特殊なアルゴリズムを使っている)。ユーザがお気に入りの記事に票を投ずることもできるから、既存の人気ライターでない人にもチャンスはある。インタフェイスも、このサイトのすばらしくできの良い(ただし今でも架空の)音楽ストリーミングサービスに合ったものに改作中で、完成までにあと数か月はかかる。

音楽ニュースの人気サイトになりたがっているのはMOGだけではない。競合サイトにはPitchforkStereogumなどのほかに、Billboardのような古顔の控え選手たちもいる。でも従来型のサイトに比べてMOGが有利なのは、毎日のように大量の新しいコンテンツがあることと、それを専属ライターのチームなしで提供していることだ。だから、トップに立つのはまだ先の話でも、MOGは競争相手が死ぬまで持ちこたえるのではないか。

サイトの新装開店を記念して、MOGはラップバトルの曲(下に埋め込み)を制作した。作者はファウンダのDavid Hyman、演奏はSam Fだ。ぼくはラップの評論家ではないけど、なかなかいいよ。



[原文へ]

(翻訳:hiwa)

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