アースデイだ、虚栄グリーンアプリを試してみよう
by Erick Schonfeld on 2009年4月23日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

アースデイ真っ盛り。あなたの炭素排出量は相殺済みだろうか。山ほどのアプリやウェブサイトが、まさにそのための準備を整えている。これからはグリーンだ。というわけで、グリーンでいたい人は黒い車と背景が真黒のウェブサイト(例えばゴス・サイト、時にはGoogleも)は避けた方がよい。

ただし、われわれを避けないでほしい。昨年「アースアワー」を祝ってサイトを黒くしたGoogleの高貴な努力の記念として、今日だけTechCrnch[本家]の背景色を黒くすると決めたところだ。もちろんメールを印刷すること思いもよらない(あなたはそんなことはしないだろうし、契約書や地図のようにどうしても紙にする必要のあるものはどうぞご自由に)。

まじめな話、グリーンアプリはすばらしいのでここTechCrunchでも全面的に支持している。問題への取り組みの第一歩はたいてい測ることから始まる。そして、炭素排出量を測ってくれるウェブサイトは、Co2Stats(ウェブサイト用)や Zerofootprint(人間用)をはじめ山ほどある。しかし、それが「虚栄グリーンアプリ」にすぎないこともまた少なくない。グリーンになっていい気分にさせるだけのために作られ、環境には何のインパクトも与えない。

例えば、出たばかりのFacebookアプリのGoRecycle411(Mark Cubanの2929 Productionsの元財務担当VP、Jerry Kellyが作った)を見てみよう。自分がリサイクルした缶やビン、新聞紙、コピー用紙なとを入力すると、どれだけエネルギーを節約したかを教えてくれて、その成果がFacebookニュースフィードを通じて友人全員に伝えられる。集計結果は保存され、節約したエネルギーは、石油何バレル、木何本、水何ガロン、二酸化炭素何ポンド、電気何キロワット、さらに減らしたゴミ何立方ヤードに換算される。アプリケーションを使っている人全員による削減量も記録される。

リサイクルすればするほどバーチャルポイントが貯まり、ホッキョクグマや風車や木などのバーチャルギフトを友人に贈るのに使える。もちろん、どんな数字でも入れることができて、それでもグリーンの報いポイントはもらえる。全体的にみて、他の多くのFacebookアプリよりはよくできている。自分のグリーンさを見せつけるだけでなく、友人たちが恥じてリサイクルするよう仕向けることにもなる。

ほかにGreenbookingsというのもある。オランダの旅行サイトで、自分の旅行が原因で発生した炭素量を計算し、年の終りにグリーンエネルギープロジェクトに出資することによって相殺してくれる。相殺のための費用は必要はないが、それで気分が良くなるので、Greenbookがこれを、ユーザーが航空券やホテル、レンタカーなどをサイト経由で予約させるためのマーケティングツールとして使っている。それはそうだろう。一年分の旅行関連で発生させた炭素量を相殺するには、旅行者がそれぞれやるより一企業がやった方が簡単だし、おそらく安上がりだ。ただし、Greenbookingがその相殺金を何に投資するかは誰も知らない。昨年は、この金を中国の水力発電プロジェクトに投資した。たしかに水力は石炭よりクリーンだが、中国は、あらゆる環境と人間を打ち壊すような巨大な水力発電所を作ったことで悪名高いのではなかったか。これについてはGreenbookingsを信用するしかなさそうだ。

(写真提供:Steve Jurvetson。そうあのベンチャーキャピタリストだ。上の写真の中で「光の画家」トーマス・キンケイドとチャネリングしているのは私かそれとも彼か)

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

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