このテクノロジーの時代、一人で仕事をしている人などいない。というのがSoonrの視点だ。同社の売り物であるコラボレーションの中核をなす概念でもある。もう一つがポータビリティーであり、バージョン3.0の提供によって、Soonrはこの両方の領域に拡大していく。
そしてこのアップデートには、iPhoneとネットブックという今いちばんホットだといえる2製品を活用する試みが組み込まれている。Soonrは今年の1月にiPhoneアプリを公開し、800機種もの電話機をサポートして一方で、これを同社の中核事業としてしつこく売り込んでいる。ネットワークはそれより少しばかり新しい現象だが、同社がやろうとしていることにぴったり合っているそうだ。たしかに、Soonrはネットブック上でも他のパソコンと同じように使える。しかし、流行に乗った製品の話はともかく、重要なのは、膨大な種類のデバイスでいつでもどこからでも自分のドキュメントをアクセスできる利便性だ。
バージョン3.0には改良点もいくつかある。そのひとつが「プロジェクト」で、クラウド上で複数のユーザーが、指定したファイルを効率よくまとめることができる。また、管理者用インターフェースが加わり、チームリーダーが協同作業の進捗を見通しやすくなった。eFaxを利用してモバイル機器からFAXも送れる。ビデオ再生も可能になったほか、UIも全面改訂された。しかし、新機能の中で最も重要なのは検索機能だろう。パソコンや携帯電話にあるドキュメントのタイトルだけでなく、クラウド上のファイルと繋がっているあらゆるデバイスを横断してドキュメントのテキストを検索するという。
バージョン3.0にしてSoonrが初めてプレミアム版のサービスを提供する。これまでは、無料バージョンのほかに、プレミアム版をさまざまなパートナーを通じて提供してきた。しかし、どうやらこのホワイトレーベル方式を脱皮して、自社サービスを売って儲けようとしているようだ。そのプレミアム版は月額$7.95からで、さらに高い料金を払えばいろいろなオプションを追加することができる。必要ならドキュメント保存用にクラウドストレージを2テラバイト持てる。
私は流行には用心深い方なのだが、Soonrは、クラウド上のドキュメントを簡単に利用するための地に足のついたサービスだ。今回のアップデートはなかなかよさそうだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)




