今日(米国時間4/23)はインターネットの古顔にとって悪い日だった。朝はYahooがGeocitiesを閉鎖することを報じた。そして今度は、Lycos Cinemaが店じまいするようだ。それは、一時は人気抜群だったWeb上のポータルが作ったソーシャルメディアプロジェクトの一つだった。たしかにLycosは数年前にオーナーが変わって、自分を有名にしたWeb上のポータルや検索エンジンとは関係のない市場に根付こうと努力していたが、でもわれわれがLycosの名で思い出すのは、90年代に世界一のトラフィックを誇ったあのサイトだ。
Lycos Cinemaは2年前にロンチし、‘サイマルストリーム(simulstream)’という技術を使って複数の友だちがそれぞれ別のコンピュータの上で同じビデオを見れるサービスを提供した。それは、映画は映画館や友だちの家などで複数の人と一緒に見る、という社会的な習慣を、ネット上で模倣しようとしたものと思われる。このサイトは昨年5月に大改装し、チャット機能を加えたりインタフェイスを改良したりした。
しかしLycos Cinemaは、その最大の障害を克服できなかったようだ。それは、コンテンツの不足。昨年の本誌の記事では、このサイトは大手映画会社のどことも契約していないと書いた。今のライブラリを見ても、それは変わっていないようだ。唯一の契約会社は’National Lampoon’だが、率直に言って、このサイトのホームページに載っている映画の90%以上は、その名前をそこで初めt見るような映画だ。数年前まではそれでもよかったかもしれないが、HuluやTV.comのようなサイトが最新の映画やテレビ番組を提供するようになってからは、人びとの足がLycos Cinemaに向かわなくなった。.
サイトのトップページにある通知によると、Lycos Cinemaは4月29日に閉鎖する。

[原文へ]
(翻訳:hiwa)





