Webの上には旅行ガイドのサイトがいろいろある。でもそのほとんどが、あまり役に立たない。とにかく、クリックすれどもすれども、どのページもテキストの量がとても多いから、これから自分が行きたい場所の実感が伝わってこない。そこで今日(米国時間4/30)ロンチする新人の旅行サイトRubaは、世界中の都市や観光名所をビジュアルに(視覚的に)閲覧できて、豊富な写真により、いろんな場所の様子を実際に見ながら、簡単に早く旅行プランを作れるサービスを提供する。
このサイトを作ったのは、Xfireなど、いろんな会社を作って成功させてきたMike Cassidyだ(Xfireは2006年に$102M(1億200万ドル)でViacomに売った)。Cassidyによれば、彼と彼のチームが目指したのは、とてもすっきりしてて、情報の見せ方が要領よくてきぱきしていて、気楽に閲覧できるサイトだ。そしてとくに力を入れたのが検索だ。ユーザの自作のガイドにタグを付けさせるのではなく、検索エンジンがユーザの説明文やタイトルからキーワードを見つける。これは、間違った拾い方をする可能性もあるが、今回見たデモではとてもうまくいっていた(‘子ども ロンドン(kids london)’で検索すると”Top 5 Things To Do With Kids In London(子どもたちとロンドンでする5つのこと)”や”The London Aquarium(ロンドン水族館)”というガイドが得られる)。
ガイドはすべてユーザが書いて提出するが、RubaはGoogleやFlickrのAPIを使って場所選びを助け、サンプル写真を提供する(ユーザが自分の写真を使ってもいい)。Cassidyによれば、ユーザが自分の作ったガイドをほかの人たちに提供することもあるし、自分の旅行記として使うこともある(その記録がほかの人の役に立つこともある)。

Web上の旅行ガイドは新規参入が難しい。たとえばTripAdvisorのような既存のサイトがユーザのレビューではダントツだし、ほかにも独自のニッチで人気のあるサイトが数えきれないほどある。Rubaは最初から、口コミ的な人気拡大を狙っている。このサイトの機能はTwitterやFacebook Connectに結びついていて、ユーザが自分の旅行についてブロードキャストしたり、友だちの意見などを聞くことができる(FacebookではユーザのNews Feedsに情報が出るから、Twitterよりも便利そうだ)。
でもこのサイトのいちばん心配なところは、何もかもユーザが提出することだ。各場所に関するほめ言葉のようなものまで。YelpやFlickrのような強力なコミュニティを築けるのなら、それは問題にならないが、でも、何度訪れても探している都市や名所が見つからなければ、その人は自分のガイドを提出する気にならないだろう(これは永遠の卵が先か鶏が先かの問題だ)。とは言うものの、自分のガイドを作ることが楽しいという人は多いはず。TripAdvisorのコミュニティがいくら大きくても、自分のガイドに自分の名前を付けて、それをブログに埋め込み、友だちと分かち合えば、それは記念すべき作品としてユーザの心にずっと残るのだ。

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(翻訳:hiwa)





