ブラウザを制作するのは小手先でできることではない。子ども向けのブラウザも、しっかりと熟慮して作成する必要がある。
イスラエルはテルアビブにあるKIDO’Zが本日(米国時間5/4)子ども用ブラウザを発表した。インターネットを頻繁に利用している子どもがいるのなら、既存ブラウザの代替品として、ちょっと考えてみたくなるものかもしれない。
KIDO’ZはAdobe AIRを利用して作成されたなかなかよくできたブラウザアプリケーションだ。このブラウザを使えば安全かつ楽しみつつゲームをしたり、動画を閲覧したり、あるいは安全であると認められたウェブサイトにアクセスできるようになる。まずは親がこのAIRアプリケーションをインストールして、子どもの年齢および性別を設定し、それに加えて居住地域および優先言語(言語は17種類用意されている)をセットする。
これら設定内容はすべてコンテンツレベルの選定に利用され、KIDO’Zを最初に立ち上げると子どもにぴったりだと判定されたコンテンツが自動的に表示される。両親はパスワードを入力して管理ページにアクセスし、そこで特定コンテンツについて閲覧を許可/制限したり利用時間のリミットを設定することができる。
このブラウザでは、KIDO’Zチームのメンバーが事前に問題なしと認めたコンテンツのみが表示され、スクリプトやファイルのダウンロード、ポップアップ等、事前に許可されたサイト以外にリンクする可能性のあるアクセスは全てブロックしてセキュリティを高めている。
UI全てが非常に分かりやすく、かつカラフルなビジュアルになっていて、字の読めない子どもでも使うことができるだろう。現行版のKIDO’Zブラウザのメイン画面にはゲーム、動画、ウェブの3つのカテゴリが用意されている。すべての内容はKIDO’Zのアプリケーションインタフェース内で表示され、ブラウザを終了してしまうまではブラウザ以外のアプリケーションを使うことはできないようになっている。CEOのGai Havkinによれば、クローズネットワーク向けのコミュニケーション機能も加えていく予定だとのこと。既存のサービスにありがちなセキュリティ関連ないしプライバシー問題を回避しつつ、電子メールやインスタントメッセージ(記事下に掲載したスクリーンショット参照)を使ってソーシャル機能を持たせていきたい考えだ。
KIDO’Zは現在のところ完全に無料で提供されている。ただし3ヵ月を目処に有料パッケージの提供を始める予定だとのことだ。そのパッケージを利用すれば月間数ドルで、追加の動画やゲームコンテンツなどを楽しむことができるようになる。またKIDO’Zをパソコンにプレインストールする件に付き数件の提携交渉を行っているところだとのこと。近々数件のパートナー契約を発表できるだろうとのことだ。
子ども用ブラウザとしては他にKidZui、KidRocketおよびBuddyBrowserなどがある。



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(翻訳:Maeda, H)




