このところHuluほどホットなウェブサービスは他にない。まもなくウェブビデオでナンバー2の座(上にはYouTubeだけ)を手に入れ、ディズニーとも契約を済まし、さらにすばらしいコンテンツを手に入れた。何もかもがすばらしい。ただしアメリカに住んでいればの話。
この国の外では、Huluを見たい人は、あきらめるかプロキシサーバーの裏ワザを使うしかない。この数ヵ月間、Huluをだまして米国内に居るふりをして見る方法がいくつも考え出された。しかし、Huluはその上を行きストリーミングレベルの地域チェックをやり始めた。それでもなお、Hotspot Shieldなどいくつかのバーチャルプライベートネットワーク(VPN)業者が、IPアドレスを匿名にして切り抜けてきた。それももうこれまでだ。
Huluがまたしても検出方法に手を加え、匿名プロキシをブロックし始めた。Hotspot Shieldなどを使ってアクセスしようとすると、こんなメッセージが出てくる。
お客様のIPアドレスから、匿名プロキシツール経由でHuluをアクセスしようとしていることが判明しました。Huluは現在米国外ではご利用になれません。米国内にお住いの方は、Huluのビデオをご覧になるためには匿名化システムを無効にする必要かあります。
痛っ。Huluは、自社サービスに対する望まないアクセスを潰すことが癖になってきている。今でもこの会社と、オンラインメディアセンターのスタートアップ、Boxeeとの間では堂々巡りが続いている。Boxeeは自社サービス内からHuluのコンテンツを利用できるようにしているが、Huluの背後にいるコンテンツプロバイバーがこれを、コンテンツが直接Hulu.comから流されていないと言って問題視した。広告はストリームに表示されているにもかかわらず、HuluはBoxeeをブロックした。Boxeeは反撃に出て、HuluのRSSフィードをを使って一部のコンテンツを復活させたが、Huluはそれもブロックした。そこでBoxeeはMozillaをベースにして新しいウェブブラウザーを作り、HuluにFirefox上で動作していると思わせようとした。
メッセージは実にはっきりしている。みんなHuluを見たいのに、Huluは他人が限界に挑戦することに興味を示さない。米国外のユーザーにとって、このすばらしいコンテンツを見られないことはじれったいには違いないが、多くのプロキシサーバーが広告もブロックしていることを考えれば、Huluが必死になる理由もある程度理解できる。もちろん、そんなユーザーたちは、次にBitTorrentなどのサービスを使って、そのコンテンツを見つけては結局無料でダウンロードするのだろう。
ちなみに、VPNを本当にセキュリティー目的で使っているあなたも、Huluを見ることはできません。

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(翻訳:Nob Takahashi)





5/12現在見れるようですが...