Ning Appsは、SNSプラットホームに新次元の柔軟性と力をもたらす
by Jason Kincaid on 2009年5月7日

Ningのソーシャルネットワーク構築プラットホームが、今日(米国時間5/6)大幅に強化されようとしている。プライベートベータを開始するNing Appsは、新しいアプリケーションスイーツで、ネットワーククリエーターがわずか数回のクリックで自分のネットワーク全体にアプリを配布できる。これについてはずっと前から噂があった。しかし、何十万というソーシャルネットワークを抱えているNingの性格上、個々のネットワーククリエーターから全く異なる要求が出てくることが多かった。これで、全員(あるいはほぼ全員)を喜ばせることができる。

スタート時点でNing Appsは、90種類の新機能をネットワーククリエーターに提供する。さまざまなウェブサービスのわたる52社のデベロッパーが作ったものだ。これでネットワーククリエーターは、TokBoxを使ってビデオチャットを組み込んだり、Wildfireでコンテストを開催したり、Wikiを作ったりすることができる。しかも、ネットワーク管理者は収益化オプションを簡単に組み込むことができるので、Cartflyで物品を販売したり、Amiandoなどのチケット発行アプリを通じてチケットを発行したりできるようになる。

Ningはデベロッパーにとっても魅力的なプラットホームになるだろう。MySpaceなどのソーシャルネットワークと異なり、Ningのネットワーククリエーターがアプリケーションを配布する場合、一度に〈全ユーザー〉に配布できるオプションがある。そして、50万人以上のメンバーを抱えるネットワークも存在する現在、これは飛躍的なユーザー増加を意味する。アプリケーションはOpenSocial標準をベースに、ネットワーク全体への配布に合わせて一部修正が加えられている。それでも、変更はほんのわずかであり、Ningによると、デベロッパーたちは他のソーシャルネットワークから2~3日で移植しているという。

アプリケーションは、明日まず少数のネットワーククリエーターに対して公開され、月末までに全員が利用できるようになる。スタート時点では、あらゆるアプリが無料でインストールできるが(Cartflyのように金銭が関わるアプリの中には、取引時に収益分配を行うものもある)、将来Ningがプレミアムアプリケーションを配布することも十分考えられる。

ネットワーククリエーターたちはこれまで、追加機能を利用するためにはサードパーティー製アプリケーションを使う必要があった。しかし、Ningはそれをサポートしておらず、結局完全にサイトから削除されたものも中にはあった。CEO Gina Gianchiniは、Ning Apps経由でアプリケーションをインストールしているネットワーククリエーターは、アプリが宣伝どおり動作することに「絶対的信頼」をおいてよいと言っている。

Ning Appsの公開以外でも、Ningは実にうまくいっているようだ。最近同サイトでは100万ネットワーク構築を達成(うち20万がアクティブ)し、ネットワーク全体で毎日8万5000~10万人の新規ユーザーがあるという。

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(翻訳:Nob Takahashi)

  • http://www.tejimaya.com/archives/1668 プライベートSNS構築のNingが元気。 | SNS構築の手嶋屋

    [...] Ning Appsは、SNSプラットホームに新次元の柔軟性と力をもたらす Ningのソーシャルネットワーク構築プラットホームが、今日(米国時間5/6)大幅に強化されようとしている。プライベートベータを開始するNing Appsは、新しいアプリケーションスイーツで、ネットワーククリエーターがわずか数回のクリックで自分のネットワーク全体にアプリを配布できる。 [...]

  • http://www.socialapplication.jp/2009/06/opensocial/538/ ソーシャルアプリ.jp

    自分のSNSを作れるサービス「Ning」にある2種類のOpenSocialアプリとは…

    こういう場合、サークルの部長が「飲み会調整アプリ」をそのネットワーク内に加える操作を一回するだけで、そのネットワークに所属するすべてのメンバーのホーム画面にそのアプリが…

  • http://life.is.ideaful.net/think-something/mark-andreessen-made-the-next-big-step-for-it-economy.html 言わばご機嫌なスタンフォード留学準備日誌 » Blog Archive » Mark Andreessen さすがの一手 – Netscape創業から3億ドルVC設立まで

    [...] Netscape Communicationsの創始者Marc Andreessen氏が、ビジネスパートナーのBen Horowitz氏と共同で、IT企業をターゲットとした新たなベンチャー・キャピタルAndreessen Horowitzを設立したとブログを通して発表しました。投資資金は3億ドルで、1社あたり5万ドルのアーリーステージから5000万ドルのレイトステージまで出資し、新興会社の立ち上げ段階だけでなく、成長過程での援助も視野に入れます。設立者からの株式購入、公開株への投資、レバレッジド・バイアウト向け融資なども手がける予定とのことです。 インターネット黎明期のWebブラウザMosaic(Netscape Navigatorに改称)の開発とIPOで23歳にして一躍億万長者となったAndreessen氏。MicrosoftのInternet Explorerの勢いに押される形でAOLに買収されるも、Loudcloud(2001年IPO)・Opsware(2007年HPが16億ドルで買収)の設立、DiggやTwitterなどの新興IT企業への投資など、業界の雄として君臨し続けてきました。最近ではSNS構築プラットフォームNingの開発に尽力し、好調な発展を見せており、eBay、そしてFacebookの社外取締役にも就任しています。 Web1.0時代からインターネットビジネスを見続け、常に第一線に居続けるAndreessen氏のお墨付きとあれば、その信頼を担保にユーザー獲得やシステム開発、その他マーケティング・営業活動も確実に行いやすくなるはずです。特にSilicon Valleyではこういった人と人とのつながりというものを大切にしますし、それがAndreessen氏ならなおさらです。CleanTechバブルが弾けたとはいえその勢いに押され気味だったSilicon ValleyのITベンチャーは泣いて喜んでいるのではないでしょうか。 “Trust is essential to building a great company. Trust requires the highest standard of ethical conduct, which we will strive hard to achieve and maintain.(信頼は大企業構築のための決定的要因です。信頼は道義的行為の最高基準が求められており、それを達成し維持するために我々は一生懸命に努力しています。)” 深刻な財政難でSchwarzeneggerカリフォルニア州知事がまたも非常事態宣言を発表する中、”there continues to be a special magic to Silicon Valley (シリコンバレーにはスペシャルな魔法があるんです)”と言い放つこの力。やはりSilicon Valleyに行くと決めて良かった・・・こうした渦の真っ只中に身を置ける幸せ、それを十二分に噛みしめることができた記事でした。 [...]