
FUHUは、仮想アバターや仮想IDカード、リッチメディアを盛り込んだWeb用ウィジェットなどを作っているスタートアップだが、このほど、Acerグループ (Acer、Gateway、 eMachines、Packard Bellといったブランドのパソコンを作っている)からシリーズBで$6.25M(625万ドル)の資金を確保した。 FUHUはそれと同時に、今後10年間、Acerのコンピュータと携帯電話の全機種にFUHUの製品を配布する契約を結んだ。FUHUは2008年2月にJohn Hui(eMachinesの協同ファウンダ)、 VIA Technologies、UMC Capital、Industrial Bank of Taiwan、Aloricaと数社のエンジェル投資家から、シリーズAで$1.5M(150万ドル)を調達した。
FUHUのurFooz製品は、埋め込みできる仮想IDカードで、ユーザは仮想アバターと、音楽や写真、ビデオ、フィードなどを入れたポータブルなプロフィールを作れる。ポータブルだからそのプロフィールは、いろんなソーシャルネットワーク(Facebook、MySpaceなど)に配信できる。今回の契約によってFUHUは、ユーザがAcerのマシンを箱から取り出してユーザ登録をするときに、ユーザの情報を集める。ユーザがそのときurFoozのアバターとアカウントを作成するオプションにyesと答えると、ユーザ情報を使ってurFoozの仮想IDカードが作られる。下の画像は、Britney Spearsのだ:
プロフィールの記入はふつうのSNSの場合と同じで、住所、勤務先、学歴など基本的な情報を入力する。そのプロフィール/アバターからFacebook、MySpace、Twitter、YouTube、Flickr、FriendFeed、ブログなどなどの自分のアカウントにリンクできる。urFoozの仮想モールで服を買って、アバターに着せてもいい。urFoozのカードはどんなSNSやブログやサイトにも埋め込める。プロフィールを更新したら自動的にそれらのサイト上のカードも更新される。現在、urFoozのユーザ数は約2万だが、CEOのJim Mitchellによれば、Acerのコンピュータのユーザ登録に組み込まれたことによって今後は毎月100万から200万のペースでユーザが増えていく。ただし、その全員がurFoozのポータブルプロフィールを作ろうとするわけではないだろう。埋め込み型のアバターはおもしろいアイデアだが、ウィジェットを使わなくてもふつうにSNSへ行けば写真やビデオや音楽などを共有化できる。
Acerのコンピュータに組み込まれるもう一つのFUHUウィジェットが、Spinletsだ。これは、リッチメディアウィジェットで、ユーザはSNSやブログや一般のサイトに、自分の好きな音楽、ビデオ、リンク、画像、MP3、着メロ、ニュース、などなどを置くことができる。Spinletsの現在のバージョンでは音楽だけだが、もうすぐビデオや画像などもサポートされる。FUHUによれば、今後はSpinletsウィジェット単体ではなく、それを軸とするマッシュアップを最初から提供したいそうだが、それがどういうものか、詳しい話は聞けなかった。
この契約のAcerにとっての利点の一つは、urFoozのプロフィールを作るユーザの情報(趣味、活動、関心分野など)にアクセスできることだ、とMitchellは言う。AcerはFUHUのウィジェットを、すでにアジアで使われている同社のスマートフォン に組み込むことも考えている。そのスマートフォンが合衆国に紹介されるのは2010年の予定だ。なお、リッチメディアウィジェットでは、Slide、RockYouなどの競争相手がいる。
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(翻訳:hiwa)




