Googleの例年行事: 株主総会前の記者会見より
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by Michael Arrington on 2009年5月8日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Googleの2009年度株主総会が今日(米国時間5/7)の午後2時(太平洋標準時)から開かれる。例によってその前に記者会見が行われ、会長でCEOのEric Schmidt、企業向け開発担当上級副社長David Drummond、検索製品とユーザ経験担当副社長Marissa Mayer、そして製品管理担当副社長Susan Wojcickiが質問に応じた。

主な話題は:

Apple: AppleとGoogleの両方の取締役であることでFTCの調査を受けている件に関してSchmidtは、AppleはGoogleを重要な競合他社とは見なしていないので、自分がAppleの取締役であっても何も問題はないと語った。

独禁法: Drummondは、Googleの好調が今後も続けば独禁法関連で調べられることも増えるだろうと言った。Schmidtは、この問題では情報がきわめて重要だと言った。彼によれば、政府は今後もGoogleに目を注ぎ、Googleが法の原則から逸脱しないか監視を続けるだろう。Googleは、失敗が深刻な結果を招くことを理解している。Googleはいつでも、エンドユーザのニーズとそのほかの利害関心との間の均衡を見いだす努力をしている。“特定の利害集団の懸念を呼び起こすような事業に関してはつねに、その実施のタイミングと内容を細心に検討している”。彼は書籍検索の例を挙げて、細心の計画によって歴史的な合意に達した、その合意が今後の法廷の判断のベースにもなる、と述べた、

ソーシャルネットワークの収益化: Susan曰く“この品目の収益化に関しては多くのことを学んだ。収益化の方法については、今後いろいろなやり方があると思うが、検索とは性質の違うサービスだから、検索と同じ方法ではありえない”。広告の出し方が検索とどう違うべきかを検討中であり、とくに、アクティビティストリーム(ユーザのメッセージ投稿行為、ステータスアップデートなどの“活動(アクティビティ)”に伴うデータストリーム)中の広告を考えていると。

AOLの株を売ることに関して: Drummond – 株の売却は財務上の決定である。Ericがフォローして“うちはAOLが好きなんだ。だから、うちのとびきり優秀な人物を送り込んだ”。

ニュースのカスタマイゼーション: 議会でニュースについて証言したばかりのMarissaが、ニュースの今後について考える作業部会が社内にあると言った。そこで、記事の提示の仕方、ナビゲーション、ニュースの検索と関連記事の発見、オンラインニュースの欠点、コメント機能、ユーザが一つの記事を読了した後に出す提案、などなどについて検討している。Marissaはさらに、ニュースに関連した最近のGoogle Labsの製品についても語った。

YouTube: YouTubeの今年の損失額の推計…Eric曰く“YouTubeはそのうちコンスタントに利益を上げるようになるだろう。いつのことかは分からないが、なにしろ巨大なトラフィックだからね”。Susan曰く、その巨大なトラフィックが大量の広告主を引き寄せる。すでに、広告で稼いでいるビデオが数億本ある。今は、プレロール広告(冒頭コマーシャル)をテスト中だ。このほかにも、いろいろな広告提示の形式がありえるだろう。音楽ビデオに関しては、有料化も考えたい。

コスト削減vsイノベーション: 最近のGoogleはコスト削減に力を入れているようだが、イノベーションは停滞しないか、という質問に対して、Eric曰く、コスト削減というより、これまで相当大まかにやってた部分を、細かいところまで厳しく見直しているのだ。Susan曰く、Googleはスタートアップのような自律性のある小さなチームの集まりとしてやっていく。 Eric曰く、この不況後のGoogleの姿を今言うのは早すぎる。ただし、インターネットは今後も活発に成長を続け、人びとのオンライン時間は今よりもさらに増えるだろう。

Google Ventures: Drummondによれば、すでに最初の投資をいくつか行い、パートナーも数社抱えたそうだ。対象はあくまでも初期段階投資のみ、そして専門性の高い技術、分野はきわめて多様、ということだ。

CPC(cost per click)の減少: 第10四半期でCPCは14%減少した。コメントを求められたEric曰く、決算報告書に書いてあることがすべてだ。

Android: イノベーションを促進するオープンなプラットホームであることと、キャリア各社による私的規格による分裂の問題。Eric曰く、それはどんなオープンソースプロジェクトにもつきものの問題だ。

中国の状況: Drummond曰く、中国での操業は今後も難しい。YouTubeは今でもブロックされる。Google本体をめぐる問題もときどきある。しかも中国は自国の企業を優遇する。Googleにとって、依然として悪路。

GoogleとTwitter: Marissa曰く、いろいろおもしろいことが起きている。とくに、検索の部分でおもしろい。Google Trendsと重なる部分もある。“Twitter的なマイクロブログ機能を検索に加えたいと思うが、まだ具体的な計画はない”。

ネットブック上のAndroid: Eric曰く、ネットブックに関する方針の発表は何もないが、ネットブックを強く意識してはいる。今広く使われているネットブックは、クラウドコンピューティングとの相性が良い。つまりそれは、クラウドサービスを使っていくためのクライアントデバイスだ。Googleも自分たちのサービスがネットブック上で広く使われることを期待してやまない。そこで、ネットブックは今後も注視していく。

ライブのブログはまだまだ続く…

[原文へ]

(翻訳:hiwa)

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