Warner MusicいわくImeemに価値はない。しかも回収不能の負債が$4M
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by Erick Schonfeld on 2009年5月8日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

音楽ストリーミングのスタートアップにとって事態はどれほど悪いのだろうか。imeemが閉鎖の危機寸前に一部の出資者らの資金注入を受けたことは知っていたが、Warner MusicがSECに提出した資料には、imeemがいかに悲惨な状況かがもっと詳しく書かれており、同じく別の音楽スタートアップ、Lalaの状況もわかった。

Warner Music Groupは、imeemとLalaの両社に出資しており、もはやどちらにも何の価値もないと考えている。同社は直近の四半期で、imeemへの出資全額とLalaへの出資の半分について評価損を計上した。SECに提出された10Qレポートに書かれた詳細によると、imeemへの投資については$16M(1600万ドル)、Lalaの評価損部分については$11M(1100万ドル)を負担したほか、imeemの回収見込みのない不良債権でも$4M(400万ドル)を負担している。デジタル音楽で合計$33M(3300万ドル)をドブに捨てたことになる。

ところで、imeemがそこまでひどい財務状況に陥いった理由は、一曲ストリームする毎に音楽レーベルに支払う負担の重さだった。同社は、ストリーム毎ではなくユーザー当たりの収益ベースでの支払いをレコード会社に交渉し、Warnerの報告書にもその理由が示唆されている。imeemはこのストリーム毎の支払いを止めていただけのようで、それで$4M(400万ドル)の不良債権の説明もつく。しかもそれは1四半期、1レーベルだけの話だ。imeemの現金が底をつくのも無理はない。請求書の支払いも滞っていたのだ。

comScoreによると、imeemの米国でのトラフィックは昨年7月のピーク時から25%減少している。2009年3月現在、ユニーク訪問者数は米国内で530万人、全世界で2400万人だ。音楽ストリーミング契約のゆがんだ世界では、視聴者の数が多いほど損が増える。

アップデート:imeemが出資者から救済費用を調達した場合、資本構成を改める必要がある。Warnerが注入したと仮定すれば、以前の投資の評価損も計上する必要がある。そうであれば、Warnerはimeemを〈全く価値がない〉と考えているわけではなく、自社の投資を値洗いしただけだ。資本構成を変えるのなら、再評価額はゼロになる。しかし、資本構成変更後の追加出資は、その評価損には計上されない。今でもimeemはWarnerのアーティストのストリーミングは続けられるので、Warnerがimeemを完全に見捨てなかったのは理にかなっている。音楽さえあれば希望はある。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

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