StockTwits、Chart.lyを取り込んでTwitter上での株価チャットサービスを充実
by Erick Schonfeld on 2009年5月13日

Twitter上で展開するビジネスが、他のサービスの機能を自社サービスの根幹部分として取り込み始めた。StockTwitsChart.ly買収は、極めて理に適ったことと言えよう。Chart.lyは株価チャートのサービスをStockTwits用に提供していた。ちなみにStockTwitsはTwitter上で株の話をするためのサービスだ。Chart.lyは株価チャート用のTwitpicのようなサービスだと思ってもらえれば良い(Chart.lyを使えば株価チャートを示しながら株の話をすることができる)。

StockTwitsの設立者(以前はWallStripの設立にも関わった)であるHoward Lindzonによれば、同社がChart.lyのプログラムコードを所有し、プログラムを組んだAdarsh Pallianが引き続きサービス開発の陣頭指揮を執っていくとのこと。両者の間では広告収益に関する取り決めを行ったそうだ。開発費として少なくとも10,000ドルを支払い、Chart.lyの広告収益をPallianと50/50で分配することにしたとのこと。

今回の話、オープンAPIの世界で為されたM&Aとしては極めて小額のものではある。もともとPallianがStockTwitsに対してChart.lyのアイデアを提案して、共同開発には至らず独自に作成したというものらしい。Lindzonによれば「やってきてStockTwitsに役立つものを提案してくれたんだけど時間がなかったんだ」とのこと。LindzonおよびStockTwitsのメンバーは取り扱うデータの急増に注力していたわけだ。StockTwitsは現在Twitter上で70,000人のフォロワーを抱えている。その後Chart.lyがサービスを開始して数週間、3,000の株価チャートが作成され、共有されることになった。StockTwitsにとって非常に有用なサービスであることが判明した。Pallianは実際に作成することで有用性を証明し、その機能によって迅速に人気を集めたというわけだ。現在のところChart.lyとStockTwitsとの連携は緩やかなものだ。しかしStockTwitsの所有となったことで、今後より統合的なサービスとして展開していくことだろう。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)