Facebook、企業価値を$8Bとするタームシートを却下。2009年の収益は$550Mに達する見通しと発表。
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by Michael Arrington on 2009年5月20日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

本件情報を直接知る立場にある情報提供者によれば、Facebookは数週間前に同社の企業価値を$8B(80億ドル)と見積もるタームシートおよび、その評価額に基づく$200M(2億ドル)のベンチャーラウンド資金の提供を持ちかけられ、それを却下していたようだ。一方、他の筋からは企業価値を$6B(60億ドル)とするタームシートを少なくとも一件受け取っているという情報もある。

Facebookがタームシートを却下したのは、企業価値の算定に異を唱えたからではなく、取締役の椅子を要求されていたからだという話もある。これまた少々微妙な線に触れる話ではある。設立者のMark Zuckerbergは議決権を持つ重役の席を3つ分確保している。ひとつは空きで一席は自らが占めている。いまひとつの座にはMarc Andreessen座っている。尚、優先株に基づく議席も2席あり、こちらはClarium Capital and Founders FundのPeter ThielおよびAccel PartnersのJim Breyerが席を得ている。Zuckerbergは取締役会でのコントロール権維持に総統気を遣っているように見える。Facebookに投資しているGreylock PartnersのDavid SzeおよびMeritech Capital PartnersのPaul Maderaは、議決権を有する地位を得ていない。

尚Facebookは、これまで耳にしていたよりも高めの財務予測を立てているようだ。リークされた収益予測の最大は$400M(4億ドル)となっていた。しかし現在投資家たちは、2009年の収益予測が$550M(5億5千万ドル)に達すると説明を受けているようだ。Facebookによれば2008年の収益は$280M(2億8千万ドル)程度だったとのこと。これまでの最高額推定額はeMarketerによるもので、これによれば2008年のFacebookの収益は$230M(2億3000万ドル)となっていた。

Facebookは収益を急激に伸ばしているのだろうか。収益面は確かに改善してきているらしい。しかし今年度の収益が5億5千万ドルになるというのは大きく構えすぎており、非現実的にも聞こえる。

しかし収益が伸びれば取締役の議席など無関係な企業価値評価を受けられることになる。遠い過去のこととはなってしまったが、以前のラウンドではFacebookの企業価値は$15B(150億ドル)と評価されていた。

ともかくここ数ヶ月は噂ばかりを耳にすることが多かった。BusinessWeekは、Facebookが借金によって$100M(1億ドル)の増資を行おうとしていると報じていた。TechCrunchでは20億ドル内外と評価するタームシートについての記事を掲載した。Googleは安く買収できないものかとFacebook周辺を嗅ぎ回っていた。

Facebookが追加で資金調達を行うのかどうか、未だ情報は得られていない。VentureBeatでは昨週末から、$4.5B(45億ドル)の価値評価に基づいて既存投資家に対して一般株を売却して、間もなく$150M(1億5000万ドル)を調達するとの話を報じている。しかしFacebookが$8B(80億ドル)の評価額を却下したのは取締役会の議席を求められたからだという話もある。つまり評価額自体については含みも持たせているということにもなるのだろう。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)

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