昨年7月、国際的ISPのUnited Internetが、Jimdoの株式の30%を取得した。Jimdoは、時間も手間もかけずに自分専用のウェブサイトが作れる簡単なツールを販売する会社で、このたび初めて両社の関係の成果が世に出ることになった。
本日(米国時間5/19)United Internetのホスティング子会社1&1が、新しいビジネスサービス‘1&1 MyBusiness Site’を同社顧客に提供開始し、サービスを支えるエンジンがJimdoであることを大きく謳っている。
1&1は本日後ほどから、新サービスを企業ユーザー向けに提供開始し、中小規模の会社がウェブサイトデザインの経験がなくても数分のうちに専用ウェブサイトを作れるようにする。料金は$9.99/月。デザインは100以上の事業種別(レストラン、不動産等)に用意されており、定期利用料を払う前に5日間の無料トライアル期間がある。ユーザーは付属の1&1 WebStaticsというツールでウェブサイトの実績を見ることができるほか、1&1 MyBusiness SiteのパッケージにはSEO用モジュール、RSSフィード、フォトアルバム、YouTubeビデオ、Flashアニメーションなどの機構も組み込まれている。
これはJimdoにとっては一大事といえる。ドイツの小さなスタートアップで、これまでに「あまり多くはないエンジェル資金」をあの悪名高いSamwer brothersから集めただけだ。同社のトラフィックをGoogle Trendsで推計したところ、利用状況に関してはすでにWeeblyや、資金豊富なSynthasite(現在は名称をYolaに変更)などのライバルと互して戦っている。最新のユーザー数は2009年2月に公表されたもので、50万人の登録ユーザーが同社のウェブベースのアプリケーションを使ってウェブサイトを構築しているという。
しかし、インターネットプロバイダーやサーバーホスティング会社と契約を結び、基本的なウェブサイト編集ツールで収益を上げる方が、ユーザーひとりひとりを追いかけるよりもずっと賢いやり方だと私は思う。
Jimdoは今年、日本最大の通信会社KDDIの子会牡であるKDDI Web Communicationsと独占契約を結び、同アプリケーションの日本語版の提供を開始している。
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi)




